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フォシーガでの治療にアシピモックスを追加するとインスリン感受性が改善

小規模の研究報告によると、アシピモックスとフォシーガの併用療法で治療した場合、2型糖尿病の男性ではβ細胞機能およびインスリン感受性が改善しました。

フォシーガ(ダパグリフロジン)は、血液からより多くの過剰なグルコースをフィルタリングするように体を促すことで血糖値を低下させるSGLT2阻害剤です。これは、2型糖尿病の患者に処方されますが、1型糖尿病の患者には適さないとされています。

アシピモックスは、肝臓によるトリグリセリドの産生を阻害する脂質調節薬です。この薬剤は、コレステロール値を低下させます。また、脳卒中や心臓病の危険性が高い とされる2型糖尿病の持病がある方が 通常のコレステロール値を保つことは非常に重要です。

テキサス大学健康科学センターの研究者らは、2型糖尿病の14人の男性からのデータを検討しました。彼らの平均年齢は、50歳、BMIが32.7㎏/㎡、HbA1c値が8.5%で、すべての被験者は、メトホルミンまたはメトホルミンプラススルホニル尿素で治療されていました。

研究の開始時に、被験者は、インスリン感受性とグルコース代謝量を測定する4時間の高インスリン正常血糖クランプを装着しました。そして2時間で75gの経口ブドウ糖​​負荷試験(OGTT)を行いました。

すべての被験者は3週間、毎日10mgのフォシーガが処方されました。
そして、第3週の初めに、フォシーガに加え、アシピモックス250gを、1日4回摂取しました。 OGTTインスリンクランプは第2週と第3週の終わりに繰り返しました。

フォシーガでの治療は試験開始から第2週目には有意に血漿グルコース濃度を低下させましたが、インスリン分泌の低下に関連した空腹時血漿遊離脂肪酸濃度(FFA)のレベルは、変わりませんでした。

空腹時の血漿グルコース濃度は、アシピモックスの治療によりさらにまた減少し、加えて減量することで血漿遊離脂肪酸濃度(FFA)低下しました。

グルコース処理は研究の開始時に比べて第2週目で増加しましたが、アシピモックスを治療に加えてからは、一度も増加しませんでした。

研究者は次のように結論付けました。
「ダパグリフロジンは血漿グルコース濃度を下げ、インスリン感受性およびβ細胞機能の両方を改善します。ダパグリフロジンにアシピモックスを加えることによって血漿FFA濃度を下げながら、インスリン感受性に著しい影響を与えることなく、β細胞機能を改善します。」

彼らはまた、次のようにつけ加えています。
「意外なことに、アシピモックスは「2型糖尿病」そのものの治療においてダパグリフロジンに添加した場合、インスリン感度を更に向上させることができませんでした。」
「毒性の脂質代謝物の筋肉細胞内の濃度は、ダパグリフロジン治療で減少している可能性があります。これは、ダパグリフロジンにアシピモックスを追加した場合、更にインスリン刺激性のグルコース処理を増加させることができなかったという理由で説明することができます。」

この研究は臨床内分泌・代謝のジャーナルに掲載されました。

(記事元)https://www.diabetes.co.uk/news/2016/jan/adding-acipimox-to-forxiga-treatment-improves-insulin-sensitivity-in-type-2-diabetic-men,-study-finds-98666273.html