電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / 1型糖尿病の10代の若者が、パドルボードでの海峡横断に成功

1型糖尿病の10代の若者が、パドルボードでの海峡横断に成功

イングランド・ウスターシャー州に住む1型糖尿病を患う10代の若者が、パドルボードで世界で最も混雑している輸送レーンの横断に成功しました。

16歳のモリー・マクニコラスさんはマルバーンカレッジ(Malvern College)の学生チームの一員として、スタンドアップパドルボードで走行し、
イギリス海峡を横断しました。

タイムズ紙に対し、モリーさんは次のように語りました。

「この困難な挑戦に成功し目標を達成できて最高の気分です。私たちは一丸となって海峡を渡りました。私の糖尿病はさらに複雑な合併症を
引き起こします。低血糖になると疲れるし、不機嫌にもなり、判断力も悪くなります。
だけど、チームの誰も、“あなたは糖尿病だからできない。あなたの安全はだれが守るの?”とは言いませんでした。」

チームはこの挑戦をケント州にあるダンジネスから漕ぎ始め、過去の石油タンカーやフェリーの横を通過しました。
それはフランスの海岸に着くまで、7時間42分以上もかかった旅でした。

モリーさんはこの過酷な挑戦を終るまで、インスリンポンプを装着し、連続的に計測できる血糖モニターを身に着けていました。

「私のチームメイトも私を注意してみていてくれましたが、私は慎重に訓練していました。 幸運にも問題はありませんでした。
私はこれほど大きな挑戦をしたことはありませんでした。 母はパドルボードひとつで、貨物船で混雑した輸送路を横切ることについて
少し心配していましたが、私は本当に自分自身を試してみたいと思いました。そして私たちがそれをやり遂げたということがいまだに信じられません。」

「私の友達も本当に協力的でした。私がトレーニングをしていたときに、彼らが私が愚痴りくじけそうになるもを見ると、
彼らはこう言ってからかいました。“甘い物を食べて、それでも愚痴りたいならそうしてもいいよ。”」

海峡横断はパリへの3週間の探検旅行の第一歩だったため、チームは現在、他のいくつかの課題を完了するために課題をこなしています。
彼らの目的は、徒歩または人力で動く乗り物だけを使ってフランスの首都に到着することです。

彼らはまたカヤック、カヌーおよびマウンテンバイクの使用を計画しています。

このアイデアは、大学の野外活動の責任者であるジェイ・ワッツ氏によって考え出されました。
モリーさんについて彼は、「信じられない偉業」と言い、次のように話しています。
「彼女は特にこの遠征に備えて、非常に多くの自立するための術を得ました。そして今、彼女は自分の糖尿病を以前よりもはるかによく
管理できています。
彼女は病気のことを隠していましたが今はそれについて冗談にもしています。
旅の計画を立てたことで、自分が望むことは何でもできるということを知ることができたのだと思います。」

【以下のウェブサイトより引用】
https://www.diabetes.co.uk/news/2019/jul/teenager-with-type-1-diabetes-completes-epic-paddleboard-ch...