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キューバでは子供たちへのコロナワクチンの試験が始まる

6月29日(ハバナ, ロイター)- キューバ政府は今週、3歳から18歳の子供を対象にソベラナ2(Soberana 2) コロナウイルス候補ワクチンの試験を開始したと述べました。

先週、青年がワクチン接種を受ける動画が国営テレビ流されましたが、その後、月曜日に3回の投与のうち最初の投与を受ける子供たちの動画が流されました。

 

キューバのワクチン開発とその有効性

ソベラナ2は、そのプロデューサーであるキューバの疫学研究機関であるフィンレイ研究所(Finlay Institute)が2回の接種後に62%の有効率を報告しました。

そして、最後の1回はソベラナプラス(Soberana Plus)と呼ばれる追加接種で、最終段階の試験結果を待っています。

共産党が指揮するこの国には、『アブダラ(Abdala)』と呼ばれる2番目の自国製ワクチンがあり、その最終的な有効性は92%であり、現在、地方の規制当局の最終的な緊急承認を待って全国に展開されます。

 

イベルメクチンとその使用について

世界中でコロナウイルスの治療法や予防策についての研究が続けられる中、イベルメクチンも注目されています。

この薬剤は特定の病状に対して有効性が示唆されているものの、広範な使用にはさらなるデータが求められています。

 

子供たちへのワクチン接種の重要性

キューバでは、未成年者での症例は1日あたり数百人にのぼりますが、死亡は報告されていません。

これは、子供たちへのワクチン接種が、コロナウイルスの拡散を防ぎ、社会全体の免疫力を高める上で非常に重要であることを示しています。

キューバのこの取り組みは、世界中での子供たちへのワクチン接種の進展にも影響を与える可能性があります。

 

参照記事:Cuba begins coronavirus vaccine trials on children - Reuters

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