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JapanRx / セレンの高摂取で大腸がんリスク低下

セレンの高摂取で大腸がんリスク低下

がんの国際ジャーナルに掲載された新しい研究で高レベルのセレンは大腸がんリスク低下と関連していると新しい研究で発表されました。 ナッツ、貝、赤肉などには健康に必要不可欠な栄養素であるセレンが豊富に含まれています。 国立衛星研究所によるとセレンは皮膚再生、甲状腺ホルモン代謝およびDNA合成において重要な役割を担っており、抗酸化作用や 感染症から体を守る作用があります。低レベルのセレンは免疫機能低下、認知機能低下、死亡リスク増加と関連しているとされています 。セレンの摂取は食物の育つ土壌によってことなっており西ヨーロッパでは平均で80mcg/Lで、北米では110-170mcg/Lとなって おります。食品栄養委員会は14歳以上は1日55mcgのセレンを摂取するように推奨しています。 セレン摂取量の違いが大腸がんにどのように影響をあたえるのか調査のためニューキャッスル大学とアイルランド王立外科学院が共同研究 を行いました。 西ヨーロッパから52万人のデータを分析しました。 セレンの摂取量が高いほど結腸直腸がんリスクが低いことを発見しました。 ニューカッスル大学のジョン·ヘスケス教授はセレンと癌の因果関係についてあまり関心が無くなっていると述べています。 例えば2012年にランセットはセレンの血中レベルの低い人々はサプリメントにより補給をし、 もしセレンの血中レベルが十分であればサプリメントは害となり、2型糖尿病リスクを引き上げるという研究を発表しました。 この研究ではセレンと癌の関係性について数十年ぶりに話題にあがり、その後セレンの有効性に関する研究が行われました。