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ベトナムでは、第4半期までにCOVID-19の国産ワクチンが利用可能に

ハノイ(ロイター)- ベトナムで最初に国内で開発されたCOVID-19ワクチンであるナノコバックス(Nanocovax) は、今年の第4四半期までに入手可能になり、2022年には使用を開始する予定であると保健省は水曜日に述べました。

この発表は、世界的な供給が逼迫し、ウイルスの新株の出現が懸念される中、より多くの国が自国産ワクチンの開発を加速させている動きから来ています。

同省は声明の中では次のように述べられています。

「パンデミックの封じ込めは、ワクチンの開発に大きく依存しています。」

ベトナムの4社がワクチンの研究と製造を行い、うち2社が製造しているナノコバックスとコビバックワクチンでは治験が始まっています。

ベトナムはこれまでは、アストラゼネカ製ワクチンに依存していますが、3月8日に予防接種を開始して以来、2万人以上が接種しています。

保健省当局者は火曜日に、ヨーロッパのいくつかの国で血栓の報告により該社製のワクチン接種を一時停止していますが、ベトナムではその使用を停止する計画はないと述べました。

グエン・タン・ロン保健相は水曜日に、130万回分のアストラゼネカ社製ワクチンが3月末までにベトナムに到着し、全国に配布されると述べました。

ベトナムはまた、ファイザー・ビオンテック製、モデルナ社製、ジョンソンエンドジョンソン社製、およびロシアのスプートニクVの各メーカーからワクチンの購入を交渉中であり、また、大臣は、今年はファイザー社製ワクチンの3,000万回分を確保する契約に至る可能性があると付け加えました。

ベトナム政府は以前、製造メーカーからの直接購入やCOVAXワクチン共有スキームを含め、合計で1億5,000万回分のワクチンを取得すると発表しました。

ベトナムは、最近は感染のぶり返しに直面していますが、昨年、大量の治験とその追跡、および厳格な検疫を通じて、ウイルスを長期間封じ込めた記録をうち立て世界的に賞賛されました。

当国は2,560件のCOVID-19感染例を記録しており、約60%が国内での感染です。

ウイルスによる死者はわずか35人と報告されています。

 

 

 

【以下のリンクより引用】

Vietnam says homegrown COVID-19 vaccine to be available by fourth quarter

Reuters