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一部の乳腺手術では母乳育児は可能

2020年10月7日- 新しい研究では良性の乳房の疾患により手術を受けても、女性の将来の母乳育児能力を損なうことはないと新しい研究が示唆しています。

この研究には、18歳〜45歳の85人の女性が含まれていました。

15人は、嚢胞、良性腫瘍、乳房の肥大など、良性の乳房の疾患の既往歴がありました。

16人は豊胸手術、乳房縮小術、生検などの乳房手術を受けていました。

米国外科学会(American College of Surgeons, ACS)のバーチャル会議で土曜日に発表された調査結果によると、手術を受けたかどうかに関係なく、母親の80%が母乳育児を行っているか、または授乳用の哺乳瓶に母乳を溜めていることがわかりました。

毎年、米国では100万人近くの女性が乳房の良性疾患と診断されています。

女性の約半数は、一生の間に、良性の乳房病変がみられます。

これらの疾患の多くは、手術で管理することができます。

他の一般的な乳房疾患の治療手順には、拡大した乳房組織や、乳房の不均整の調整、発育調整のための手術があります。

ボストンチルドレンズホスピタルの臨床研究マネージャーである研究の共著者であるローラ・ヌッツィ氏は、次のように述べています。

「患者の両親だけでなく、10代の患者を乳房の疾患の治療を紹介する小児科医と産婦人科医は、手術が乳房の発達と最終的な授乳に影響を与える可能性があることを懸念しています。」

乳房の良性疾患の手術が後の母乳育児にどのように影響するかについての研究は限られています。

研究著者らは、ACSのニュースリリースで、この分野での研究を続けていると述べています。

研究の共著者であるシャノン・マロイ氏は、この病院の思春期乳房クリニックの臨床研究員です。

マロイ氏は、次のように述べています。

「私たちは、プラスチック再建外科医、プライマリケア開業医、および乳房の良性疾患の女性と接触する専門家が手術が安全であり、 将来の母乳育児の満足度と授乳を損なうことを恐れて、手術によるメリットを享受できない事態を避けるようにするべきだと提案し、結論としたいと思います。」

 

 

 

【以下のリンクより引用】

 

Some Breast Surgery Won't Harm Ability to Breastfeed

Healthday