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健康的なコレステロール値を維持する方法

定期的な検査を行うことで、コレステロール値が高すぎるかどうかを確認することができます。
しかし、早いうちに生活習慣を変え、心臓発作や脳卒中リスクを最小限に抑えることが最善です。

最初の難関は、ヒトにコレステロールの検査を受けるよう説得することです。
次は、一般医や看護師によって、もしくはNHS健康診断で、医療専門家による検査を受けてもらうことです。
一部の薬局やスーパーマーケットでは検査の実施が始まっている他、地方の取り組みを活用することもできます。

高コレステロールの症状は、結果として心疾患を発症し始めるまで現れません。
動脈に蓄積した脂肪のプラークが増えると、息切れや胸痛、狭心症の症状が出始めます。
この時点では、既に元の状態に戻すことはできません。
そして、人生の早い段階で心臓発作や脳卒中を発症すると、長期的な予後は悪化します。
予防することは、治療よりも優れていると断言できます。

ほとんどの人は、ライフスタイル要因から手を付けることができるでしょう。
国全体として、私たちはあまり活動的でなく、太りすぎの人の数が増え、飽和脂肪の摂取量が多すぎることで、コレステロール値の上昇を引き起こしていることは良く知られています。

大部分の人にとって、まず飽和脂肪の摂取量を減らし、大豆食品、ナッツ、オート麦または大麦を食べる量を増やすことが最初のステップです。
繊維や野菜の摂取量を増やすことも、コレステロール値の管理に役立ちます。
そして、運動量は多ければ多いほど良いでしょう。
政府は、最低でも週2時間半、中強度から高強度の運動をすべきだと述べています。
1日1万歩歩くのも良いですが、これで息切れや心拍の上昇が起こらなければ、運動量をさらに増やす必要があります。

食事の改善と運動量の増加を3か月間続けてもコレステロール値があまり変わらない場合は、遺伝的な要素が絡んでいる可能性があります。
このため、自分自身だけでなく、家族の既往歴についても理解しておくことが大切です。
一部の人は、コレステロール値や血圧が正常でも、心疾患や心臓発作もしくは脳卒中の家族歴があるために、処方薬(ほとんどの場合スタチン薬)を1日1回服用する必要がある場合があります。

誰もが年に一回は医者にかかり、コレステロールと血圧の検査を受ける必要があります。
12カ月も経てば、あらゆることが変化するのですから。

出典 2020年1月15日更新 The Gardian『How to maintain healthy cholesterol levels』2020年1月21日に利用)
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2020/jan/19/how-to-maintain-healthy-cholesterol-levels