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回転性めまいとめまいは同じもの?

目が回るような症状を経験したことがある場合、回転性めまいかもしれないと思うでしょう。

問題なのは、平衡感覚がぐらつく感覚には回転性めまい、めまい、ふらつき、バランスの崩れなど、様々な種類があることです。
ただめまいがあるだけなのか、本当に回転性めまいを発症しているのかを判断するのは困難となり得ます。

「めまい(dizziness)は包括的な用語であり、回転性めまい(vertigo)はその下に当てはまるものでした。」と、聴覚訓練士のジュリー・ホナカー博士は言います。

めまいとは空間的定位が変化することであり、空間内にある場所の歪みや、バランスがおかしくなるようなことを指します。
一方回転性めまいとは、本当に自分が動いている、もしくは周囲が動いているようなうな、回転する感覚があることを指します。

「回転性めまいは、体を非常に消耗させることがあります。」と、ホナカー博士は言います。
「その他の不安定症状を引き起こすこともあります。最も怖いのは、突然起こるという事実です。非常に短期間ですが、とても、非常に強い感覚を生じます。」

バランスシステムは私たちの6番目の感覚であり、何か問題が起こらない限りありがたみを感じることがありません。


<めまいおよび回転性めまいの原因>
バランスシステムは複雑です。
問題の背景には、以下のようないくつもの要因が存在します。

  • 正常な老化現象
  • 神経障害
  • 血圧の変化など、心血管の原因
  • 耳に関連した問題(怪我によるものや、生まれつきの場合がある)
  • 頭部外傷
  • 薬の使用
  • 妊娠やその他ホルモンの変化


<めまいが持続したり回転性めまいがあった場合はどうすれば?>
何かしらのバランスの問題が起こった場合、何よりもまず医師の診察を受ける必要があります。
反応を引き起こした原因を理解したり、パターンの有無を確認することが大切です。
回転性めまいが起こった時に何をしていたか覚えていますか?
吐き気や頭痛のようなその他の関連症状はありますか?
姿勢の変化によって引き起こされましたか?

「回転性めまいにまつわるこれらのことを判断し始めることができれば、適切な診断や正しい治療法の判断に役立ちます。」と、ホナカー博士は言います。
「まずはかかりつけの医師に診てもらうことから始めても良いでしょう。」

めまいや回転性めまいは、簡単に対処および管理できる、非常に一般的な原因によって起こることがあります。


<バランス障害を防ぐには>
バランスシステムを維持するためにできる最善策としては、自分自身のケアをしっかりと行うことです。
これは、活動的であり、健康的な食事を心がけ、年に一度は医者に診てもらい問題の有無を確認することを意味します。
体が適切に機能できていれば、めまいや回転性めまいの発症を予防することができるのです。

「私たちは、回転性めまいの症状や歩行能力障害のような変化に気付いたり、以前のような安定感が無いように感じるまで、体の衰えを気遣いはじめません。」と、ホナカー博士は言います。
「症状が悪化してやっと気づき始めるのです。良い健康状態を維持することが、最善の予防策となります。」

出典: 2019年11月21更新 health essentials『Are Vertigo and Dizziness the Same Thing?』(2019年11月26日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/are-vertigo-and-dizziness-the-same-thing/