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暑い寝室で睡眠の質を上げる方法

睡眠遮断はストレスレベルや脳の疲労を上昇させることで、身体全体の健康に悪影響を及ぼします。

寝室の湿度や温度が高いと汗をかく量が増えることで、睡眠遮断が起こりやすくなります。
室温が快適な温度ではない場合に良い睡眠を得るヒントを、以下に紹介します。

アメリカのマットレス販売企業”マットレス・ファーム”の睡眠健康専門家とデューク大学の小児神経学睡眠医学プログラムの責任者を務めるスジャイ・カンサグラ氏によると、室温の高すぎる寝室で寝ることは睡眠遮断につながるといいます。
彼は、アメリカのブログネットワーク”ポップシュガー”の取材に対し、どうにか眠ることはできるかもしれないが、深い眠りとはならず、快適にリフレッシュした状態で気象することが難しくなる可能性があると述べました。

カンサグラ氏は、室温の高すぎる寝室で眠ると汗をかき、睡眠の質が落ちると付け加えました。
これを避けるためには、室温を調節すると良いでしょう。
国立睡眠財団によると、寝室の推奨温度は華氏60~67度(摂氏約15~20度)であるといいます。

しかし、室温調節を必要としない自然な解決策があります。
以下の方法を実践することで、良質な睡眠の維持に役立ちます。


- 運動
カンサグラ氏は、寝つきを良くするためには夜よりも日中に運動することを推奨しています。
これにより寝室の温度と関係なく、体の内部温度を維持することができます。
就寝前や夜に運動をすると体温が上がってしまうため、運動は昼間行う方が寝付きやすくなります。
夜の運動は、体感温度が上がることにもつながります。
また、就寝時に目が冴えてしまう原因にもなります。


- 快適なパジャマ
軽く体を締め付けないパジャマを身に着けていれば、体が室温の高さに極端に反応することはありませn。
重い布地のパジャマは体感温度を上げるため、軽い布地のものを着ることで快適度が増すでしょう。
カンサグラ氏は、綿のパジャマをお勧めしています。
その他、防湿の布やシーツ、weighted blanketなどのベッドカバーを使用しても良いかもしれません。


- 熱いシャワー
就寝前に熱いシャワーを浴びることも、体温の調節に役立ちます。
カンサグラ氏は、寝室の温度が高くでも、眠りにつくまでの間体温を高く維持することができるため、夜の熱いシャワーは睡眠の改善に役立つと主張しています。
彼はまた、熱いシャワーを浴びることで身体がリラックスし、室温の高い寝室での寝つき早めると付け加えています。


出典: 2019年6月24日更新 Medical Daily 『How To Sleep Well Even When Your Bedroom Is Hot』(2019年6月28日に利用)
https://www.medicaldaily.com/sleep-well-hot-bedroom-437194