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特に50歳以下の人にとって、ストレスは心臓病と関連している

ストレスは、特に若い人の心臓病リスクを高める可能性があります。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表されたスウェーデンの研究は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)を含むストレス関連疾患の診断を受けた136,637人のデータを基にしていました。
研究者らは、被験者と、ストレス障害の診断を受けていない被験者の兄弟171,314人と、一般の人々1,366,370人の比較を行いました。
その後、対象者の健康状態を27年間にわたって追跡調査しました。

身体的・精神的な健康歴や年齢、性別、収入やその他要因を調整した後、ストレス障害のある人は、ストレス障害の無い兄弟と比べて心血管疾患の発症率が29%高く、一般の人々と比べると37%高くなることがわかりました。
リスクは診断直後の1年間においてさらに高くなり、ストレス障害の無い兄弟よりも64%、一般の人々よりも71%も高くなりました。

ストレスと心血管疾患の間における関連は、50歳以下の若者においてより強く見られました。

「私たちの研究は、ストレス障害の診断を受けた人のみを対象としていました。」と、この研究を率いた、アイスランド大学の博士研究員であるHuan Song氏は述べています。
「しかし、うつ病や不安障害のある人もまた同様に、心血管リスクが高くなります。事実、ストレスがある人全ての人においてリスクは高まりますが、私たちは今回、急性ストレス障害患者と、彼らにおける深刻な精神反応に焦点を当てました。」

出典:2019年4月29日更新 Independent 『Stress tied to heart disease, especially for under 50s』ページ下部(2019年6月17日に利用)
https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/stroke-heart-disease-stress-diabetes-breakfast-a8882601.html