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JapanRx / 睡眠5時間未満での運転は「飲酒運転と同じくらい危険」

睡眠5時間未満での運転は「飲酒運転と同じくらい危険」

アメリカ自動車協会(AAA)の調査によると、睡眠時間が7時間以下のドライバーは、事故に巻き込まれる可能性がほぼ2倍になるといいます。

研究者らは、睡眠時間が1~2時間減ると事故を起こす確率が2倍に、2~3時間減ると4倍になることを発見しました。
これは、法的アルコール制限を超えて運転した際の事故リスクと同様です。

この報告書は、4,571件の衝突事故に関与した7,234人のドライバーの分析に基づいています。
この分析の対象となった全ての事故では、少なくとも1台の車両が現場から牽引され、緊急医療サービスが派遣されていました。
またこの報告書では、睡眠不足は、アメリカの道路上で発生した致命的な衝突事故の原因の5分の1を占めていることが明らかになりました。

AAAの交通安全財団の事務局長であるデイビッド・ヤン博士は、次のように述べています。
「睡眠が不足しているにもかかわらず安全に運転できると考えるべきではありません。私たちの新しい研究では、5時間未満の睡眠であったドライバーには、飲酒運転をした場合と同等の事故リスクがあることが示されました。」


AAAの交通安全推進研究の責任者であるジェイク・ネルソン氏は、次のように述べています。
「健康的なワークライフバランスの管理が困難となることがあり、結果として睡眠時間を犠牲にすることが往々にしてあります。健康的な睡眠スケジュールの維持を怠ると、運転中自分自身や他人を危険にさらす可能性があるです。」

出典:2016年12月7日更新 Health Spectator UK 『Driving on less than five hours’ sleep ‘is as risky as driving drunk’』(2019年5月13日に利用)
https://health.spectator.co.uk/driving-less-five-hours-sleep-risky-driving-drunk/