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睡眠姿勢は睡眠の質に影響する

パンデミックの期間、多くの人が落ち着きのない生活を送り、生活の変化に耐え、日々の業務に対処する中で、いつもよりも多く睡眠時間を取れる人と、そうでない人がいます。
日常生活の変化にかかわらず、一貫した睡眠スケジュールを維持することが非常に大切です。
また、睡眠中の姿勢が健康に影響する可能性があることや、最善の睡眠視線を取ることで睡眠の質を高められる可能性があることを覚えておくことも重要です。

ここでは、最善の睡眠姿勢のいくつかを、長所と短所とともに紹介します。


<仰向けでの睡眠>

全米睡眠調査によると、仰向けで眠る人はわずか10%となっています。
仰向けで寝ると、脊椎がサポートされるため、首の痛みを和らげることができます。
特にボリュームのある食事をとった直後に就寝した場合は、この姿勢をとることで、消化に役立つことがあります。
しかし、いびきをかく人は、仰向けで寝ると気道が狭まるため、睡眠時無呼吸に陥りやすい傾向にあります。


<横向きでの睡眠>

自分が横向きで寝ていると考える人はたくさんいます。
ストーニーブルック大学が2015年に実施した研究では、この睡眠姿勢は、脳の老廃物除去を促進することにより、認知機能低下リスクの減少に役立つ可能性があることがわかりました。

横向きに寝ると、気道が通り、心臓の血流と循環の両方が促進されるため、睡眠時無呼吸の人にとっては理想的な姿勢であり、高血圧や循環器障害を患う人にとっても好ましい姿勢であるといえるでしょう。
また、きちんと枕を使えている限り、睡眠中に背中や首の痛みが起こる心配をする必要もありません。


<うつ伏せでの睡眠>

うつ伏せで寝ると答える人は少なく、これは最も人気のない睡眠姿勢であるようです。
それでも、うつ伏せ寝には、独自の利点があります。
例えば、うつ伏せで寝ると呼吸がしやすいため、睡眠時無呼吸症状のある人は、この姿勢を取ることで睡眠の質が上がるでしょう。
興味深いことに、仰向けでの睡眠と同じように、うつ伏せでの睡眠もまた、消化不良やその他消化器障害のある人にとって理想的な姿勢です。
うつ伏せで寝ることで関節に圧力がかかるため、関節や首の痛みを患う人には、適しているとはいえません。

睡眠に問題のある人は、異なる睡眠姿勢を試すことで、睡眠の質が改善するかどうか確認してみましょう。

出典 2020年7月24日更新 Medical Daily『Vitality Sleeping Positions Affect Quality of Shut Eye』 (2020年7月29日に利用)
https://www.medicaldaily.com/choose-best-sleeping-position-body-sleep-455164