電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / 糖尿病の食事療法:疾患管理に最適な間食

糖尿病の食事療法:疾患管理に最適な間食

間食は、午前中や昼過ぎの満腹度を高める素晴らしい方法です。
但し、糖尿病の食事療法を行っている場合は、食事の合間に食べる間食に糖分が含まれず、血糖値の急上昇に繋がらないものを選択して下さい。
これは、不健康な脂質や糖質が多く含まれた食事を避ける習慣があったとしても、昼食や夕食前に摂る間食によって、せっかく改善した症状が全て台無しになってしまう可能性があるためです。

糖尿病食に影響するリスクのない健康的な間食について、オーランドに拠点を置く栄養専門家のタラ・ギダス・コリングウッド氏と、バスケットボールチームであるオーランド・マジックの栄養士チームが、糖尿病管理中に食べるのに最適な間食を提案しています。

以下はその一部です。


<スムージー>

正確には、ベリー類やバナナ、モモ、マンゴー、パイナップルなどの新鮮な、もしくは冷凍した果物でスムージーを作り、低脂肪または無脂肪ヨーグルトを加えましょう。


<カット野菜とフムス>

ニンジンやセロリなどは、元々カロリーやナトリウム、炭水化物、脂質の少ない野菜です。
一方フムスはヒヨコマメから作られ、健康に良いタンパク質や抗酸化物質が含まれています。
これらを組み合わせることで、繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれる、素晴らしく健康的かつカラフルな間食を作ることができます。


<豆のディップ>
 
豆には肉と同量のタンパク質が含まれるものの、脂質の含有量は少なくなっています。
スーパーには出来合いの豆のディップが売られていますが、缶入りの水きりされた低ナトリウムの豆を使って、プレーンな低脂肪ヨーグルトもしくはサルサと合わせてマッシュすることで、手作りすることもできます。


<ナッツバターとバナナのトースト>

ナッツバター(ピーナッツ、アーモンドなど)と、全粒穀物または全粒小麦のトーストにスライスしたバナナを一握り分乗せることで、空腹感を減らし、安定した血糖値を維持することができます。


<生のフルーツ>

リンゴ、桃、梨、ブドウなどの抗酸化物質とビタミンが豊富な果物を食べることで、キャンディーバー等に含まれる砂糖や脂質を摂ることなく、甘い物を食べたい気持ちを満たすことができます。


<ポップコーン>

特に、オイルやバター、塩不使用のポップコーンには、繊維やマグネシウムが豊富に含まれています。
ポップコーンの入ったボウルにオリーブオイルをスプレーすることで、風味を加えることができます。


<硬茹で卵>

Healthline によると、研究では卵の消費と空腹時の大幅な血糖値減少が関連付けられており、特に糖尿病患者にとってはいつでも食べられる素晴らしい間食であると言えます。
毎朝時間がない人は、スーパーで調理済みのものを買うことができます。


<アボカド>

ワカモレが好きな人は、主な材料であるアボカドには繊維や一不飽和脂肪(健康的な脂肪)が豊富に含まれるため、血糖値の維持に役立つ可能性があることを知っておくと良いでしょう。
不飽和脂肪は、2型糖尿病患者の血糖値に良い影響を与えます。
グリーンサラダを食べる時は、アボカドのスライスやキューブをトッピングしてみましょう。

出典 2020年2月27日更新 Medical Daily『Diabetes Diet: Best Snacks To Consume When Combating Disease』(2020年3月2日に利用)
https://www.medicaldaily.com/diabetes-diet-best-snacks-consume-when-combating-disease-449814