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食欲が変化し続けるのは何故か?

プロテインバーと水だけで大満足できる日があると思えば、次の火にはサンドイッチ3切れ、ピザ、ピーナッツバターの瓶半分を平らげてしまう。

食欲が天気以上に変わりやすいと感じることがあるのは、何故なのでしょう?

認定栄養士のケイト・パットン氏は、食欲の増減は、食べるものやストレスレベル、気分や活動レベルといった自身のライフスタイルに対する体の反応であると言います。
食欲は、感情によって左右されるのです。


<食欲が変化する原因は?>
食欲に最も影響をあたえるのもの一つはバランスの取れた食事をとることですが、その他の要因も空腹感に影響してきます。

食欲の変化は、以下の様なものに引き起こされることがあります。

  • バランスの取れた(もしくはバランスの悪い)食事をとるタイミング
  • 活動レベル
  • 疾患や感染
  • ストレス、不安、感情
  • うつ
  • 生理や妊娠


<食欲を安定させるには?>
「食欲が安定しないことで私のもとへ相談に来る人に対して、私はまず“どの程度バランスの取れた食事をとっているか”を確認します。」と、パットン氏は言います。
「精製炭水化物を食べ十分なタンパク質や繊維、脂質を取っていない場合、炭水化物はより早く消化されるため、頻繁に空腹感を感じるようになります。」

自身の食事習慣および本当の空腹感を感じている頻度に注目してみましょう。
食事のバランスが取れている日は、高い満腹感が長く続いていることに気付くかもしれません。
通常食べるものと食欲は関連しているのです。

不快な食欲の変化を防ぐには、バランスの取れた食事や間食をとることに集中しましょう。

また、食事のタイミングにも気を配りましょう、とパットン氏は言います。
長時間食べないでいると、お腹が空きすぎてしまいます。
お腹が空きすぎていると、食べ過ぎるリスクが高まります。

その他、食欲の変化は活動レベルとも関係しています。
非常に活動的(昨日通常よりも長いハイキングをした等)もしくはマラソンのトレーニングを行っている場合、通常よりも空腹感が高まるかもしれません。

「うつやストレス、不安も全て、食欲の変化を引き起こすことがあります。」とパットン氏は言います。
「精神障害もしくは摂食障害を患っている場合、助けを求め、対処法を探す必要があります。」
<身体的な空腹感以上の何かがある場合>
食欲が変化し続け、体重の大幅な減量や増量、疲労など生活に支障が出始めた場合は、医師や栄養士に診てもらいましょう。

また、食べ物に執着していると感じ、次に食べるものについて常に考えていたり、過度に厳しい食事習慣に従っている場合も、医師に相談すると良いでしょう。

結局の所、食べ物は健康的な生活を送る上で重要な要素であり、ここで食欲は重要な役割を果たします。
おかしな食事や栄養をとっていると、身体的な問題だけではなく、感情的および精神的な問題を引き起こすことがあります。
気持ちやストレス、気分の調節方法を知ることは、心身の健康において重要な柱となります。

出典: 2019年10月31日更新 health essentials『Why Does My Appetite Constantly Change?』(2019年11月14日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/why-does-my-appetite-constantly-change/