アナフラニール
アナフラニールは、うつ病および神経因性疼痛の治療薬です。また子供の夜尿症、遺尿症の症状を改善する作用もあります。
アナフラニール
クロミプラミン, Clomipramine
アナフラニール, Anafranil
30, 50
Novartis, Abdi Ibrahim, Teofarm
錠, 徐放性錠 (SR錠)
10mg, 25mg
トルコ, オーストラリア
2154
【アナフラニール】食事と一緒に服用下さい。
【アナフラニール】アルコール摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【アナフラニール】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【アナフラニール】母乳育児中の使用は恐らく安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクがある可能性があります。
【アナフラニール】気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬はめまい、疲れ、視力低下、集中困難、混乱、方向感覚の喪失などを起こし、運転能力に影響する可能性があります。
【アナフラニール】情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。腎疾患が基礎疾患である場合には注意が必要です。薬の服用中に腎機能検査などが定期的に行われることがあります。
【アナフラニール】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また肝機能の定期的なモニタリングが推奨されます。
アナフラニール

アナフラニールの使用方法
アナフラニール(有効成分クロミプラミン)は、特に強迫性障害(OCD)に対して強い効果が期待される薬です。OCD以外にも、
医師の判断で一部の神経精神症状に応用されることがあります。治療中は効果や副作用を確認するため、定期的に医師の診察を受けてください。
眠気が出やすいため、就寝前の服用がすすめられる場合があります。
使用を中止する際は、医師の指示のもと数週間かけて徐々に
減量してください。離脱症状(中止による反動症状)が出る可能性があるため、自己判断で突然中断しないでください。
アナフラニールの一般的な副作用
眠気、視界がぼやける、口渇、排尿しにくい、便秘、起立性低血圧(立ち上がった時にふらつく)、めまい、体重増加、心拍数増加
などがあります。
気になる症状が続いたり異常を感じた場合は、早めに受診してください。
基本情報
うつ病や強迫性障害の一つの原因として、脳内のセロトニンなど神経伝達のバランスの乱れが関与すると考えられています。また、脳血流の変化についても報告されています。クロミプラミンは、脳内のセロトニン(5-HT)とノルアドレナリン(NA)の再取り込みを阻害することでシナプス間隙の濃度を高め、神経伝達を改善し、気分の安定化や不安・強迫症状の軽減が期待されます。
【うつ病】
気分や意欲が低下し、憂うつな状態が続くことで日常生活に支障が出ることがあります。
【強迫性障害(OCD)】
不安や恐怖が強まり、同じ考えが頭から離れなかったり、不安を抑えるための行動を繰り返してしまうことがあります。

用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
・初期は少量から開始し、症状や副作用をみながら徐々に増量します。
・1日の用量は数回に分けて服用することが多く、忍容性が得られた後は就寝前1回投与へ切り替える場合もあります。
・維持量も含め、服用量や服用回数は症状・年齢・体質によって医師が個別に調整します。
警告
・めまいや傾眠などが起こることがあります。自動車の運転や危険作業は避けてください。
・飲酒は眠気や鎮静作用が増強するため避けてください。
・他の薬を使用している場合は、必ず事前に医師または薬剤師へ相談してください。
・過量摂取は非常に危険です。用量は必ず守ってください。
・不整脈やQT延長など心機能へ影響する可能性があります。胸の痛みや動悸、失神などが現れた場合は直ちに受診してください。
・気分の落ち込みが急に悪化した場合は、すぐに医療者へ相談してください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤成分に対して過敏症の既往がある方
・MAO阻害薬を使用中、または中止後14日以内の方
・急性心筋梗塞、重度の不整脈、心ブロックなど重い心疾患のある方
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・不整脈(QT延長を含む)、低血圧、その他の心疾患
・てんかん、双極性障害の既往
・肝機能障害、腎機能障害
・閉塞隅角緑内障の既往、前立腺肥大による排尿障害
・重度の便秘
・高齢者
相互作用
SSRIやSNRIなどセロトニン作用薬との併用は、セロトニン症候群のリスクが高まります。
ベンゾジアゼピン系・睡眠薬・抗不安薬・アルコールとの併用は、鎮静作用が増強する可能性があります。
フルボキサミンやパロキセチン等のCYP2D6阻害薬との併用は、血中濃度が上昇することがあります。
QT延長を引き起こす可能性のある薬剤との併用にも注意が必要です。併用前には必ず医療者へ相談してください。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
原則として慎重な投与が望まれます。胎児・乳児への影響と治療の必要性を医師が総合的に判断したうえで、最小限の用量と期間で使用します。使用前には必ず医師へ相談してください。
保存等
直射日光・高温多湿を避け、室温で保管してください。
小児の手の届かない場所に保管してください。
よくある質問
Q.アナフラニールとは?
主に強迫性障害(OCD)の治療に用いられる三環系抗うつ薬(TCA)です。 神経伝達を整えて不安を和らげ、気分の安定を助けます。 日本では、うつ病・うつ状態にも用いられています。
Q.年齢制限はありますか?
強迫症に対しては、10歳以上での使用が認められていますが、症状や体格によって用量の調整が必要となるため、必ず医師の指示に従ってください。 うつ病などその他の目的では、通常は成人を対象に処方されます。
Q.服用期間はどのくらい?
数か月以上にわたることが一般的です。 再発予防のため、症状が落ち着いたあとも目安として少なくとも6か月以上の継続が推奨されます。 症状や治療経過によって異なるため、必ず医師の指示に従ってください。
Q.SSRIとの違いは?
SSRIは主にセロトニンに選択的に作用しますが、アナフラニールは三環系抗うつ薬で、セロトニン以外の神経伝達物質にも幅広く
作用します。
そのため、効き方や副作用(口渇・便秘など抗コリン性)が出やすい傾向があります。
【参照文献】
研究では、幸福を強く望むと、うつ状態を引き起こす可能性が示唆されました。イギリスに住む学生を対象に実施されたこの研究では、幸福であることに過剰な価値を感じている人は、強いうつ病兆候を示す傾向にあることがわかりました。「幸福であることに重きを置きすぎると、自身の感情に敏感になりすぎることで、感情をうま
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