シプラレックス
シプラレックスの有効成分、エスシタロプラムは選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれるグループの抗うつ薬です。気分を調節する役目のある脳内のセロトニンのレベルを上昇させ、うつ病を治療します。
シプラレックス
エスシタロプラムシュウ酸塩, Escitalopram oxalate
シプラレックス, Cipralex
7 , 15, 28
錠
10mg, 15mg, 20mg
インド, トルコ
1754
【シプラレックス】食事の有無に関わらず投与できますが、常に一定の時間に服用することが推奨されます。
【シプラレックス】アルコールと一緒に服用した場合、過度の眠気や鎮静を引き起こすことがあります。
【シプラレックス】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【シプラレックス】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【シプラレックス】車の運転などに影響する副作用が発生する可能性がありますのでご注意ください。
【シプラレックス】重度の患者への使用には注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
【シプラレックス】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。
シプラレックス

シプラレックスの使用方法
シプラレックスは、うつ病の症状を改善し、気分の落ち込みや不安をやわらげる目的で使用される抗うつ薬です。 本剤は12歳以上の方が対象であり、12歳未満の小児には使用できません。 また、双極性障害(躁うつ病)には適応がなく、躁状態を引き起こすおそれがあるため、通常は使用されません。
シプラレックスの一般的な副作用
吐き気、頭痛、下痢、倦怠感(疲労感)などの副作用が報告されています。
また、服用初期には一時的に不安感が強まることがありますが、通常は時間の経過とともに軽減します。
気になる症状が現れた場合は、速やかに医師にご相談ください。
基本情報
うつ病は、脳内のセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の不足により生じるとされており、 気分の落ち込み、意欲や集中力の低下、睡眠障害などの症状が現れ、日常生活に大きな支障をきたします。
また、脳の血流の低下も関係していると考えられています。エスシタロプラム(SSRI)は、セロトニンの再取り込みを選択的に阻害することで脳内濃度を高め、症状の改善や再発
予防に役立つ薬剤として世界中で広く用いられています。
薬物療法だけでなく、十分な休養も治療において非常に重要とされています。

【参照文献】MSDマニュアル
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用量】
通常、1日1回10mgから開始され、必要に応じて最大20mg/日まで増量されることがあります。
朝または夜、決まった時間に1日1回服用してください。食前・食後を問わず服用可能です。
高齢者では、最大用量は1日10mgまでとされています。
肝機能障害のある方は、最初の2週間は1日5mgから開始し、その後必要に応じて、1日10mgまで増量されることがあります。
※ 12歳未満の小児には使用できません。
※ 用量は、個々の症状や体質に応じて、医師の判断で調整されます。
【用法】錠剤は噛まずに、コップ1杯の水でそのまま飲み込んでください。
効果が現れるまでに数週間かかることがあります。症状が改善しない場合でも、自己判断で中止せず継続してください。
症状が改善しても、医師の指示があるまでは服用を続けてください。
中止する場合は、必ず医師の指示のもとで徐々に減量してください。突然中止すると、離脱症状(めまい、不安、不眠など)や再発を引き起こすおそれがあります。
服用中は、定期的に医師の診察を受け、経過を確認してください。
警告
・急に服用を中止しないでください。離脱症状(めまい、インフルエンザ様症状、睡眠障害など)が起こることがあります。
服用を中止する際は、必ず医師の指導のもとで、通常は数週間〜数か月かけて徐々に減量する必要があります。
・治療初期に一時的な不安の増加を感じることがあります。
・他の薬を使用中の方は、服用前に必ず医師にご相談ください。
・服用後に異常を感じた場合は、速やかに医師にご相談ください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往がある方
・12歳未満の小児
・MAO阻害薬(フェネルジン、イソカルボキサジド、セレギリンなど)を服用中の方
※エスシタロプラムの投与は、MAO阻害薬の中止後14日以上経過してから行ってください。
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・発作またはけいれんの既往がある方(てんかん等)
・躁うつ病や双極性障害の既往がある方
・自殺念慮または自殺企図の既往がある方
・出血傾向のある方
・肝機能障害または腎機能障害のある方
・QT延長のリスクがある方(心疾患、電解質異常、QT延長薬の併用など)
・高齢者
相互作用
・NSAIDs(イブプロフェン等)や抗凝固薬との併用は、出血リスクが高まります。
・デキストロメトルファンやトラマドールとの併用は、セロトニン症候群の恐れがあります。
・クロナゼパムなど中枢神経抑制薬との併用は、過度の鎮静に注意が必要です。
・QT延長薬との併用は、不整脈リスクが増す可能性があります。
・CYP2C19阻害薬(オメプラゾール等)との併用は、血中濃度が上昇することがあります。
・アルコールとの併用は避けてください。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中・授乳中の使用は原則避けてください。胎児や乳児への影響が報告されています。やむを得ず使用する場合は、医師の判断のもと、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合に限り、慎重に使用してください。
保存等
直射日光および高温多湿を避け、室温で保管してください。小児の手の届かない場所に保管してください。
よくある質問
Q.シプラレックスとは?
有効成分エスシタロプラムシュウ酸塩を含む抗うつ薬で、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
主に、うつ病や不安障害の治療に使用され、気分の落ち込みや不安感などの症状を緩和します。
【参照文献】日経メディカル
Q.長期服用しても大丈夫?
医師の管理のもとであれば、長期的な服用も一般的に安全とされています。定期的に診察を受け、副作用の有無を確認しながら継続することが大切です。また、本剤の中毒性や依存性は低いとされています。
Q.服用期間はどれくらい?
標準的な治療期間としては、6か月以上の継続服用が推奨されます。ただし、症状の程度や再発リスクにより異なります。再発予防のために、1年以上の長期服用が必要となる場合もあります。
Q.中止するとどうなる?
突然の中止は、めまい、吐き気、不安、不眠などの離脱症状を引き起こす可能性があります。医師と相談しながら徐々に減量する
必要がございます。
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