アンタビューズ (ジスルフィラム)
アンタビューズ(ジスルフィラム)は、アルコール依存症の治療に使用されます。 アルコールを分解するアルデヒド脱水素酵素の働きを阻害し少量のアルコールで節酒ができるようになります。
ノックビン ジェネリック
ジスルフィラム, Disulfiram
アンタビュース, Antabus
25
DUMEX
錠
250mg
インド, トルコ
2676
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】食事の有無に関わらず摂取できますが、いつも一定の時間に服用することが推奨されます。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】紅潮、心拍数の増加、吐き気、渇き、胸痛、アルコールによる低血圧(アンタビューズ(ジスルフィラム)反応)などの症状を引き起こすことがあります。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性がありますので医師へご相談下さい。
【アンタビューズ(ジスルフィラム)】肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
アンタビューズ (ジスルフィラム)

アンタビューズ (ジスルフィラム)の使用方法
アンタビューズ(ジスルフィラム)は、アルコール依存症の治療に使用される断酒補助薬です。アルコールを摂取すると強い不快な反応が起こることで、断酒の継続を促します。生活習慣の改善や心理的サポートと併用することで、より高い治療効果が期待できます。
本剤は医師の指導のもとで使用してください。服用中だけでなく、服用中止後14日間も、アルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品などを避けてください。アルコールを含むうがい薬、咳止めシロップ、
薬用酒、一部の化粧品などにも注意が必要です。少量のアルコールでも、顔面紅潮、吐き気、動悸などの
ジスルフィラム・アルコール反応が起こるおそれがあります。服用中または服用中止後に異常を感じた場合は、直ちに医療機関を受診してください。長期間使用する場合は、定期的に肝機能検査など必要な検査を受けてください。
アンタビューズ (ジスルフィラム)の一般的な副作用
主な副作用として、頭痛、めまい、眠気、倦怠感、吐き気、胃腸障害、皮膚発疹、振戦(手の震え)などが報告されています。
まれに肝機能障害、肝炎、黄疸、末梢神経障害、精神症状などの重篤な副作用が報告されています。
これらの症状が続く場合や異常が現れた場合は、医師または薬剤師に相談してください。
また、服用中または服用中止後14日以内にアルコールを摂取すると、顔面紅潮、熱感、発汗、吐き気、
嘔吐、頭痛、めまい、動悸、息切れ、血圧低下などのジスルフィラム・アルコール反応が現れることがあります。
重症の場合は、不整脈、循環虚脱、心筋梗塞、けいれん、意識障害、昏睡など生命に関わる重篤な状態に至るおそれがあります。これらの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
基本情報
ジスルフィラムは、アルコール依存症の治療に用いられる代表的な断酒補助薬です。通常、アルコールは体内でアセトアルデヒドを経て分解されます。本剤を服用した状態で飲酒すると、アルコール代謝に関与するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きが阻害されるため、アセトアルデヒドが体内に蓄積し、顔面紅潮や吐き気、動悸などの不快な症状が現れます。飲酒欲求そのものを抑える薬ではなく、この不快な反応によって飲酒を避けるよう促し、断酒の継続を支援します。 アルコール依存症は意志の弱さではなく、適切な治療が必要な疾患です。薬物療法に加えて、生活習慣の改善や心理療法、家族や医療機関によるサポートを組み合わせることで、より高い治療効果が期待できます。また、飲酒のきっかけとなる環境を避けることも重要です。

用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用量および用法】
初回は通常250~500mgを1日1回服用し、症状や忍容性を確認しながら維持量へ調整します。
維持量は通常250mg/日ですが、患者の状態に応じて125~500mg/日の範囲で調整されることがあります。
食前・食後を問わず服用できます。胃の不快感がある場合は、食後または食事と一緒に服用すると胃腸への負担を軽減できることがあります。
服用期間中および服用中止後14日間は、アルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品などの使用を避けてください。
【過量投与した場合】
吐き気、嘔吐、めまい、眠気、運動失調、けいれん、昏睡などが現れることがあります。過量に服用した
場合は、直ちに医療機関を受診してください。
警告
・服用中および服用中止後14日間は、アルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品等を使用しないでくだ
さい。少量のアルコールでも重篤なジスルフィラム・アルコール反応が起こるおそれがあります。
料理酒、みりん、洋酒入り菓子、リキュール入りチョコレート、アルコール入り栄養ドリンク、薬用酒、
エリキシル剤、咳止めシロップ、アルコール含有うがい薬などにも注意してください。
・眠気、めまい、疲労感、注意力の低下が現れることがあるため、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は
避けてください。
・他の処方薬、市販薬、サプリメント、ハーブ製品を使用している場合は、服用前に医師または薬剤師
へ相談してください。

禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある方
・飲酒中またはアルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品等を使用または摂取している方
・急性アルコール中毒の方
・精神病性障害(統合失調症など)のある方
・重篤な心疾患(冠動脈疾患、心不全など)のある方
・重篤な肝機能障害のある方
・妊娠中または妊娠している可能性のある方
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・糖尿病のある方
・てんかんなどけいれん性疾患のある方
・脳血管障害の既往がある方
・甲状腺機能低下症のある方
・軽度~中等度の心疾患のある方
・高齢者
相互作用
以下の薬剤との併用時は注意が必要です。
・ワルファリンなどの抗凝固薬
ワルファリンの作用を増強し、出血リスクが高まる可能性があります。
・フェニトイン
フェニトインの血中濃度が上昇する可能性があります。
・イソニアジド
精神症状や神経障害などの副作用が現れやすくなる可能性があります。
・メトロニダゾール
併用は避けてください。精神神経症状などの副作用リスクが高まるおそれがあります。
・ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパムなど)
代謝が遅れ、作用が強く現れる可能性があります。
・テオフィリン
テオフィリンの代謝が遅れ、血中濃度が上昇する可能性があります。
他の薬を使用している場合は、使用前に医師または薬剤師へ相談してください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中または妊娠している可能性のある方には、原則として使用しないでください。
妊娠中のジスルフィラムの安全性は十分に確立されていません。
授乳中の方も、自己判断で使用せず、医師へ相談してください。治療の必要性を考慮し、授乳を継続するか中止するかについて医師と十分に相談してください。
保存等
直射日光や高温多湿を避け、15~30℃で保管してください。
小児の手の届かない場所に保管し、使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
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アンタビューズ(ジスルフィラム)とは何ですか?
アルコール依存症の治療に使用される抗酒薬(嫌酒薬)です。服用中にお酒を飲むと、強い吐き気や頭痛などの不快な症状を引き起こします。この作用により、飲酒を避けるよう促し、断酒を支援します。
アンタビューズ(ジスルフィラム)の作用順序は?
アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きを阻害することで、飲酒時にアセトアルデヒドが体内へ蓄積し、少量のアルコールでも顔面紅潮や吐き気、頭痛などの強い不快な反応を引き起こします。
ジスルフィラムを服用中に飲酒するとどうなる?
服用中だけでなく、服用中止後も少なくとも14日間は作用が持続します。この期間にアルコールを摂取すると、顔面紅潮、吐き気、頭痛、動悸などの不快な反応が現れることがあります。服用中および服用中止後14日間は、アルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品などを避けてください。服用を中止すればアルコールを摂取できますか?
ジスルフィラムの作用は最後の服用後も少なくとも14日間持続するため、その間はアルコールを含む飲料・食品・医薬品・化粧品などを避けてください。14日以上経過すると、通常はジスルフィラムによるアルコール反応は起こらなくなります。ただし、アルコール依存症の治療中は再飲酒による再発のおそれがあるため、飲酒を再開する場合は事前に医師へ相談してください。
ジスルフィラムとシアナミドの違いは?
どちらもアルコール依存症の断酒補助に使用される薬です。ジスルフィラムは作用時間が長く、服用中止後も少なくとも14日間はアルコールとの反応が続くことがあります。一方、シアナミドは作用時間が比較的短く、服用中止後のアルコールとの反応も比較的短期間で消失します。どちらを使用するかは、症状や治療目標に応じて医師が判断します。
【参照文献】名古屋伏見こころクリニック
アンタビューズ(ジスルフィラム)とナルメフェンの違いは何ですか?
作用や治療目的が異なります。ジスルフィラムは、飲酒すると不快な反応を引き起こすことで断酒を支援します。一方、ナルメフェンは脳内のオピオイド受容体に作用し、飲酒量を減らすことを目的とした薬です。どちらを使用するかは、症状や治療目標に応じて医師が判断します。