インデラル (プロプラノロール)
インデラル(プロプラノロール)は、β-遮断薬という種類の降圧薬です。交感神経のβ受容体を遮断することにより心臓の拍動を抑え血圧を下げる作用があります。
インデラル
塩酸プロプラノロール, Propranolol Hcl
インデラル, Inderal
100
Nicholas Piramal, アボット
錠
10mg, 40mg, 80mg
インド
2278
【インデラル (プロプラノロール)】 食事の有無に関わらず服用できますが、オリーブオイル、ナッツ&シード(ブラジルナッツ)、ダークチョコレート、バター、肉などの高脂肪食との摂取を避けてください。
【インデラル (プロプラノロール)】 アルコールと一緒にインデラル (プロプラノロール)を服用すると血圧の低下に拍車がかかり、頭痛、めまい、失神、および、または脈拍または心拍数の変化が見られることがあります。
【インデラル (プロプラノロール)】 妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。
【インデラル (プロプラノロール)】 母乳育児中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られてはいますが、この薬物が乳児にとって重大なリスクがないことが示唆されています。
【インデラル (プロプラノロール)】 気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬は視覚障害、幻覚、疲労、精神錯乱、めまいまたは疲労をひき起こす可能性があり、運転能力に影響することがあります。
【インデラル (プロプラノロール)】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量調整の推奨もありません。しかし腎疾患がある場合は医師へ知らせて下さい。最低有効用量から使用し徐々に投与量が増加されることがあります。 また、用量調整により、腎機能の定期的な検査が推奨されています。
【インデラル (プロプラノロール)】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また用量調整のためには、血圧の定期的なモニタリングが推奨されます。
シルデナフィル
- 深刻な相互作用
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インデラル (プロプラノロール)

インデラル (プロプラノロール)の使用方法
高血圧や不整脈の抑制、狭心症発作の予防、本態性振戦(手の震え)の改善や、緊張・あがりによって生じる動悸や震えなどの身体症状の軽減、片頭痛の予防など、幅広い目的で使用されます。
動悸や震えといった自律神経症状では、服用後比較的早期に効果を感じるケースがあります。一方で、高血圧や片頭痛の予防などでは、一定期間継続して服用することで効果が安定して現れます。
治療目的に応じて、医師の指示どおり継続または用量調整を行うことが重要です。急な中止により、反跳性高血圧、狭心症発作、
不整脈の悪化などが起こる可能性があるため、減量や中止は必ず医師の指示のもと、段階的に行ってください。
インデラル (プロプラノロール)の一般的な副作用
疲労感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、便秘、冷感、手足のしびれ、徐脈(心拍数が遅くなる)、動悸、息切れなどが報告されています。
また、まれに不眠、抑うつ気分、集中力低下などの精神神経症状がみられることがあります。
体調の変化や異常を感じた場合は、速やかに医師へ相談してください。
基本情報
人は緊張やストレス、運動時などに、アドレナリンやノルアドレナリンといった交感神経に関与するホルモンを分泌します。通常、交感神経の働きは一時的であれば問題ありませんが、強いストレスや緊張、不安、睡眠不足、過労、あるいは甲状腺機能亢進症などの疾患がある場合、交感神経の興奮状態が過剰に持続することがあります。このようにアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に
分泌されると、心拍数や血圧の上昇、動悸、手の震えなどの身体反応を引き起こします。本剤は、これらの物質が心臓や血管などに作用する際のβ1受容体およびβ2受容体の両方を遮断することで効果を発揮します。その結果、心拍数や血圧の上昇を抑えるとともに、交感神経刺激による過剰な身体反応を和らげるのに役立ちます。

用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
通常、成人には1日20~60mgを2~3回に分けて服用します。
治療目的により、1日80mg以上が用いられることもありますが、症状、年齢、併用薬などを考慮して個別に調整されます。
自己判断で用量を変更しないでください。
警告
・他の薬を使用している場合は、服用前に必ず医師へ相談してください。
・手術の予定がある場合は、事前に本剤の継続可否について医師へ相談してください。
・服用後にめまい、眠気(傾眠)などが起こることがあるため、運転や危険を伴う作業を行う際は注意が必要です。
また、坐位や横になった状態から立ち上がる際は、ゆっくりと動作してください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往がある方
・気管支喘息のある方
・著しい徐脈のある方
・心原性ショックのある方
・治療されていない、または重篤な心不全のある方
・α遮断薬による前治療が行われていない褐色細胞腫の方
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患がある方
・心疾患(徐脈、刺激伝導障害、心不全など)がある方
・末梢循環障害(レイノー症状など)がある方
・肝機能または腎機能障害がある方
・糖尿病の方(血糖値に影響を及ぼすことがあり、低血糖症状が分かりにくくなることがあります)
・高齢者
相互作用
MAO阻害薬:血圧低下や心拍数低下が強まる可能性があります。
抗不整脈薬:心拍数や血圧が過度に低下する可能性があります。
カルシウム拮抗薬(特にベラパミル、ジルチアゼム):徐脈や低血圧が生じる可能性があります。
他の降圧薬:血圧低下作用が強まる可能性があります。
糖尿病治療薬:低血糖症状が分かりにくくなることがあります。
アルコール・中枢神経抑制作用を有する薬剤:眠気や判断力低下が増強される可能性があります。
その他の併用薬についても、本剤の作用に影響を及ぼす場合があるため、使用中の薬がある場合は必ず医師に伝えてください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦または妊娠している可能性のある方は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、医師の判断のもと慎重に行われます。
授乳中の方は、母乳中へ移行する可能性があるため、使用前に必ず医師に相談してください。
保存等
直射日光および高温多湿を避け、室温(30℃以下)で保管してください。 お子様の手の届かない場所に保管してください。

よくある質問
狭心症、不整脈、高血圧などの心血管系疾患の治療に用いられるβ遮断薬です。
心拍数や交感神経の過剰な働きを抑える作用を持ち、心疾患の治療に加えて、緊張に伴って現れる動悸や手の震えなどの身体症状の軽減にも用いられることがあります。
また、片頭痛の発作を起こりにくくする目的(予防)で使用される場合もあります。
Q.他のβ遮断薬との違いは何ですか?
他のβ遮断薬はβ1選択性が高く、心臓への作用を中心に用いられることが多いです。インデラルはβ1・β2受容体の両方を遮断する
非選択的β遮断薬で、緊張やストレスに伴って現れる動悸や震えなどの身体症状にも作用しやすい特徴があります。
一方で、β2受容体は気管支の拡張にも関与しているため、これを遮断すると気管支が収縮しやすくなり、喘息などの気道疾患がある方では呼吸症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。
Q.どれくらいで効きますか?
動悸や緊張による震えなどの症状では、服用後30分~1時間程度で効果を感じることがあります。
一方、高血圧や片頭痛の予防などでは、効果が安定するまで数日から数週間かかる場合があります。
Q.いつまで飲む薬ですか?
症状や治療目的により服用期間が異なります。 一時的な症状の緩和目的では短期間で使用されることがあり、 高血圧や不整脈などの慢性疾患では、長期にわたり継続される場合があります。 効果と副作用を評価しながら、医師の判断で継続または中止が決定されます。
Q.強い薬ですか?
心拍数や交感神経の働きを抑える作用が比較的はっきりしているため、効果を実感しやすい薬ですが、依存性のある薬ではありません。
【参照文献】
何年もの間、研究者たちは自閉症スペクトラム障害を持つ多くの子供たちの胃腸の問題と攻撃的な問題行動の両方を記録してきました。 ミズーリ大学の研究者らは、内因性と外因性の問題行動の両方が、自閉症の子供や青少年の胃腸障害を引き起こす可能性があることを 発見しました。 トムプソン自閉症・神
ノルウェーにある聖オラビストロンヘイム病院とノルウェー科学技術大学(NTNU)での新たな研究によると、カンデサルタンは、片頭痛発作予防薬として一般的に処方されるプロプラノロールと同様に効果的です。 研究者はまた、カンデサルタンが、プロプラノロールが効かない患者に作用することを見出しました。 「こ
ノルウェー科学技術大学(NTNU)の新しい調査によると、 カンデサルタンは片頭痛発作を防ぐことに関してプロプラノロールと 同じくらい効果的であることが報告されました。 またカンデサルタンはプロプラノロールが作用しない患者へも効果がある可能性を指摘しました。 ノルウェー国立頭痛センターのリーダ
小規模な研究で心臓病の薬プロプラノロールを服用している場合 潜在意識で人種的差別意識が著しく低下することを、オックスフォード大学の研究者により発見されました。 研究は心理学者、倫理学者や精神科医からなるチームによって行われました。 主執筆者であるSylvia Terbeckとチームは36人