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キナプリル (アキュプリル ジェネリック)

キナプリルは、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤という高血圧症に効果のあるお薬です。

同義語

アキュプリル ジェネリック, Generic Accupril

有効成分

キナプリル, Quinapril

その他のブランド名

アキュピル, Acupil, キューピル, Q-Pril その他

包装

30

製造元

Pfizer, MHRA,UK, ジェネリック各社

形状

含有量

5 mg, 10 mg, 20 mg, 40mg

製造国

インド

SKU

1333

【キナプリル】 食事の有無にかかわらず投与することができますが、いつも一定の時間に服用することをお勧めします。

【キナプリル】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師に相談してください。

【キナプリル】 妊娠中に使用するのが安全ではありません。 ヒトの胎児のリスクがあるという証拠があるが、妊娠中の女性の使用による利益は、例えば生命を脅かす状況のようなリスクにもかかわらず許容される可能性がある。 医師に相談してください。

【キナプリル】母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【キナプリル】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【キナプリル】 腎疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。定期的な血圧測定が推奨されています。

【キナプリル】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。この薬を服用しているときに黄疸の兆候や症状が現れた場合は、医師に知らせてください。

キナプリル

使用方法
キナプリルは、心不全および高血圧の治療に使用され、心臓発作および脳卒中のリスクを低下させます。
効能・効果
キナプリルはアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤です。心臓へのストレスを軽減し、血管を弛緩させることにより血液をより円滑に流れるようにし、心臓が血液をより効率的に送り出すように作用します。
一般的な副作用
血圧の低下、咳、血液中のカリウム濃度の上昇、疲労、虚弱、めまい、腎障害
専門家のアドバイス
  • キナプリルを使用している間は、空咳が出ることがあります。咳が継続する場合は医師に報告してください。
  • キナプリルは、血液中のカリウムのレベルを上昇させる可能性があります。カリウムサプリメントやバナナやブロッコリーなどのカリウムが豊富な食品は避けてください。
  • 呼吸に影響する可能性のある、唇、舌、および喉の急激な腫脹が見られるようであれば、すぐに医師に連絡して下さい。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。
  • 妊娠中、妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
  • キナプリルは先天性欠損を引き起こすか、または胎児が死亡することがありますので、妊娠中、もしくは妊娠を計画中である場合は服用しないでください。
よくある質問
Q.キナプリルはキニーネや利尿剤を含んでいますか?
キナプリルはキニーネまたは利尿剤を含んでいません。

Q.キナプリルは心拍を低下させたり、体重増加や勃起不全、脱毛や眠気、あるいは不眠を引き起こしますか?
キナプリルは、心拍数を低下させたり、体重の増加や、勃起不全、脱毛または眠気を引き起こすことはありません。しかし、不眠を引き起こすことが知られています。このような副作用が発生した場合は、医師に相談してください。

Q.イブプロフェンをキナプリルと一緒に服用できますか?
キナプリルとイブプロフェンは一緒に服用したときに相互作用することが知られていますので、併用しないでください。厳密な薬の選択肢や投薬計画、または代替薬への変更については、医師へご相談ください。


基本情報
キナプリルは、血圧を上げる「アンジオテンシンⅡ」という体内物質の生成をおさえます。その結果体内の血管を広げ、水分や電解質を調整し血圧が下がります。効き目がよく、副作用も少ないので高血圧の治療に第一選択されるようになりました。しかし高血圧症は薬に頼るだけではなく生活習慣の見直しも行ってください。

高血圧は血圧が正常な範囲を超えて高い状態にあり続ける症状で、高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いのですが、命にかかわる重い疾患の発症リスクを高めるため、高血圧を予防、コントロールすることの意味は大変大きいものです。高血圧が発症リスクを高めるとされる疾患の例として、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などがあげられます。また、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などその他の生活習慣病と合併して現れる場合さらにリスクを高めます。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。
高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態度性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。

組成
〔錠剤〕:1錠中キナプリル5mg、10mg、20mg、40mg配合
キナプリル塩酸塩10.8mgはキナプリル10mgに相当

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
キナプリル錠の用量は、症状や他の薬の服用状況に応じて医師が決定します。

高血圧:
利尿薬での治療を受けていない患者の場合、通常初回投与量として5~10mgを1日1回服用します。
用量は血圧により、4週間の間隔を空けて増量されることがあります。
患者のほとんどは、1日10~40mgを服用します。
上記用量は1日1回、もしくは均等に2回に分割して朝と夜に服用することができます。

心不全:
通常、初回投与量として5mgを1日1回服用します。
ほとんどの患者において、1日10~20mgが有効量となります。
上記用量は1日1回、もしくは2回に分けて朝晩服用します。医師へご確認下さい。

【用法】
錠剤は、グラス1杯の水と一緒に、噛まずにそのまま服用して下さい。

【服用タイミング】
キナプリル錠は、毎日同じ時間に服用する事で最大の効果を発揮します。
また、キナプリル錠は食前に服用して下さい。
高脂質の食事は、キナプリル錠の吸収を妨げる可能性があります。

【服用期間】
キナプリル錠は、医師に指示された期間服用を継続してください。
キナプリル錠は、症状の抑制を助けますが、治癒することはありません。
症状の改善が見られても、毎日服用を継続することが大切です。

【過量服用した場合】
誤って過量服用した場合、直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、ふらつきやめまい、卒倒が起こる可能性があります。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れた場合は、思い出し次第直ぐに服用して下さい。
思い出した時間が次の予定時間に近い場合は1回分を飛ばし、次の用量から通常通り服用を再開して下さい。
副作用リスクが高まるため、忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

警告
(1)本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
(2)他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること
(3)妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること
(4)服用後にめまいが起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる


禁忌
下記の場合の使用はできません。
○本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
○デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを行っている場合
○アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析を行っている場合
○血管浮腫の既往歴がある場合(例:特発性血管浮腫、遺伝性血管浮腫、アンギオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫、後天性血管浮腫など)
○妊婦中、または妊娠している可能性がある場合

慎重投与
下記の場合の使用は慎重に行う必要があります。
○両側性腎動脈狭窄がある場合
○片腎で腎動脈狭窄がある場合
○高カリウム血症のば場合
○重篤な腎機能障害がある場合
○高齢者

相互作用
【併用禁忌】
デキストラン硫酸固定化セルロース,トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(リポソーバー,イムソーバTR,セルソーバ)、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析(AN69)

【併用注意】
カリウム保持性利尿剤
・スピロノラクトン
・トリアムテレンなど
カリウム製剤
炭酸リチウム
テトラサイクリン
非ステロイド性消炎鎮痛剤
・インドメタシンなど
利尿降圧剤
・トリクロルメチアジド
・ヒドロクロロチアジドなど
カリジノゲナーゼ製剤

高齢者への投与
高齢者は一般に生理機能が低下しています。毛中濃度には特に注意を払って慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、妊娠している可能性がある場合の使用はできません。授乳中の本剤の使用は避けること。やむを得ず使用する場合には授乳は止めること。

保存等
防湿保存、室温保存

研究が示す、慢性疾患に対してジェネリック医薬品とブランド医薬品の同等の有効性 2019年4月15日

最近の研究では、慢性疾患に対するジェネリック医薬品の使用が、ブランド製品の使用と同等の臨床転帰があるという証拠が示されています。  処方薬のジェネリック版は患者にとってより安価な代替品ではありますが、多くの人はジェネリック薬をそれらのブランド品より効果が少なく安全ではないと感