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クラシッド

クラリシッド(クラリスロマイシン)は、マクロライド系抗生物質です。肺(肺炎)の感染症を始め様々な感染症の治療に使用されています。

同義語

クラシッド

有効成分

クラリスロマイシン, Clarithromycin

その他のブランド名

クラシッド, Klacid

包装

14

製造元

アボット

形状

錠, 徐放性錠 (MR錠)

含有量

500mg

製造国

インド, トルコ

SKU

2220

【クラシッド(クラリスロマイシン)】食事と一緒に服用下さい。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】一般的にアルコールと一緒に服用するのは安全です。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】母乳育児中の使用は安全です。ヒトの研究では、薬物が母乳中に有意な量で流入しないか、乳児に毒性を引き起こすとは考えられていないことが示唆されています。乳児に下痢や発疹が発生する可能性があります。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】腎疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。

【クラシッド(クラリスロマイシン)】肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

クラシッド

細菌

クラシッドの使用方法

クラシッド(有効成分クラリスロマイシン)は、呼吸器感染症や皮膚感染症など、さまざまな細菌感染症の治療に用いられる抗菌薬です。主に細菌の増殖を抑制する作用を持ち、吸収性が高く、効果が比較的長時間持続するとされています。

症状が改善しても細菌が完全に排除されていない場合があり、自己判断で服用を中止すると、再発や耐性菌の原因となる可能性があります。医師の指示された期間は、最後まで服用してください。

クラシッドの一般的な副作用

主な副作用として、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状がみられることがあります。長引く下痢、血便、激しい腹痛がみられる場合は、重篤な腸炎の可能性もあるため、速やかに医師へ相談してください。
また、まれに味覚異常や口内の違和感が報告されています。

服用後に体調異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

基本情報

クラシッドは細菌のリボソーム(50Sサブユニット)に結合することで、細菌が生存や増殖に必要とするタンパク質の合成を阻害します。この作用により、細菌は増殖・分裂ができなくなり、体内での感染の拡大が抑えられます。細菌を直接死滅させる薬ではなく、主に静菌的作用を示します。原因菌の増殖が抑制されることで、炎症や発熱、痛みなどの症状が徐々に軽減していきます。

ウイルスと細菌の違い

ウイルスは非常に小さな病原体で、単独では増殖できず、人の細胞に入り込んで増殖します。そのため、一般的な風邪や
インフルエンザなどのウイルス感染症には、抗菌薬(抗生物質)は効果がありません。

一方、細菌は単独で増殖できる微生物で、体内にもともと存在する細菌や、外部から侵入した細菌が増殖することで感染症を引き起こします。

クラリスロマイシンの構造式

【参照文献】

KEGG
Ubie株式会社
あい皮ふ科アレルギー科
MSDマニュアル
株式会社東邦微生物病研究所

用法・用量

*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

【通常錠】

通常、1回250~500mgを1日2回服用します。

【徐放性錠(MR錠)】

通常、500mgを1日1回服用します。
なお、徐放性錠は割ったり噛んだりせず、そのまま服用してください。

※ 感染症の種類、重症度、年齢、腎機能などにより調整される場合があります。

警告

・他の薬剤を使用している場合は、相互作用の可能性があるため、服用前に必ず医師へ相談してください。
・心疾患やQT延長の既往がある方は、不整脈のリスクに注意が必要です。

禁忌

以下に該当する場合は使用できません。

・本剤の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往がある方
・併用禁忌とされている薬剤を服用中の方(例:ピモジド、エルゴタミン系薬剤など)

慎重投与

以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。

・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・心疾患のある方
・QT延長の既往がある方
・高齢者 

相互作用

スタチン系薬剤(例:シンバスタチン):併用により副作用が強まる可能性があります。
免疫抑制薬(例:シクロスポリン、タクロリムス):血中濃度が上昇し、副作用が強まる可能性があります。
抗不整脈薬(例:アミオダロン):不整脈や心電図異常のリスクが高まるおそれがあります。

医者

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊娠中または授乳中の使用については、安全性が十分に確立されていないため、治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合にのみ使用されます。
授乳中に使用する場合、母乳中へ移行する可能性があるため、使用の可否については医師に相談してください。

保存等

直射日光および高温多湿を避け、室温(25℃以下)で保管してください。
小児の手の届かない場所に保管してください。

よくある質問

呼吸器や耳鼻科領域、皮膚などの細菌感染症の治療に用いられるマクロライド系抗菌薬です。

Q.風邪にも服用できますか?

一般的な風邪(ウイルス感染)の治療には使用されません。

Q.予防目的で服用できますか?

予防目的では通常使用されません。すでに発症している細菌感染症の治療に用いられます。

Q.服用期間はどのくらいですか?

感染症の種類や症状により異なりますが、一般的には数日から1~2週間程度服用されます。
症状が改善しても、医師に指示された期間は最後まで服用してください。

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