グリソビンFP
グリソビンFP錠(グリセオフルビン)は、主にいんきんたむし、水虫と白癬などの皮膚感染症の原因となっている白癬菌の増殖を抑える作用があります。
グリソビンFP
グリセオフルビン, Griseofulvin
グリソビンFP, Grisovin-FP
10
GSK
錠
250mg
インド
1631
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】食事と一緒に服用下さい。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】アルコール一緒には服用しないでください。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】妊娠中に使用するのは大変危険です。 ヒトおよび動物での研究では、胎児に重大な悪影響を及ぼしています。医師にご相談ください。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】眠気を感じることがありますので車を運転したり、機械を操作したりしないでください。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】腎疾患での使用は恐らくは安全ですが、情報が限られていますので、医師へご確認下さい。腎機能を定期的に検査する必要があるかもしれません。
【グリソビンFP錠(グリセオフルビン)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。薬の服用中は肝機能検査が定期的に行われます。 また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。
グリソビンFP 錠

グリソビンFP 錠の使用方法
グリソビンFP 錠(一般名:グリセオフルビン)は、白癬(水虫・いんきんたむし・体部白癬)、爪白癬などの真菌感染症に用いられていた経口抗真菌薬です。
脂溶性の高い薬剤であるため、食後特に高脂肪食と一緒に服用すると吸収が増加し、効果が安定します。
服用の際は医師の指示に従い、規則正しく継続することが重要です。
グリソビンFP 錠の一般的な副作用
副作用としては以下の症状が報告されています。
吐き気、下痢、めまい、頭痛、倦怠感、皮疹、発熱、光線過敏症、肝障害(黄疸、尿の濃縮)、アレルギー反応(蕁麻疹、発赤)などがあります。
まれに重度の皮膚障害(スティーブンス・ジョンソン症候群等)や重篤な肝障害も報告されています。
服用中に異常が現れた場合は直ちに医師へ相談してください。
基本情報
グリソビンFP(グリセオフルビン)は、皮膚糸状菌による感染症の治療に用いられる抗真菌薬です。
特に白癬(いわゆる水虫・たむし)、頭部白癬(頭じらみ様の真菌症)、体部白癬、股部白癬、爪白癬などに適応されます。
真菌の細胞分裂を阻害し、ケラチンとの結合を通じて皮膚や毛髪、爪における真菌の発育を抑えるのが主な作用機序です。
内服薬として使用されるため、表在性真菌症の中でも塗り薬では治りにくい頭部や爪の感染に有効とされています。
服用は通常、食後に行われ、脂肪を含む食事とともに摂取すると吸収が良好になるとされています。
効果を十分に発揮するには数週間から数か月の連続服用が必要であり、とくに爪白癬では治療期間が長期に及ぶことが一般的です。
また、肝疾患や妊娠中の方には慎重な使用が求められます。
かつて真菌症治療の中心薬でしたが、現在はより安全性や有効性に優れたイトラコナゾールやテルビナフィンなどの抗真菌薬が広く使用される傾向にあります。
それでもグリセオフルビンは、特定の症例や耐性菌の問題が少ない点などから、今なお臨床で利用される重要な選択肢の一つといえます。

【参照文献】
jstage
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用法】
通常、成人にはグリセオフルビンとして1日250~500mgを分割経口投与します。
小児では体重に応じて投与量を調整します。爪白癬や頭部白癬では長期間の投与が必要になる場合があります。
警告
・アルコールとの併用によりフラッシングや動悸などの反応(ジスルフィラム様反応)を起こすことがあります。
・長期投与では肝機能障害に注意が必要です。
・眠気、めまいを感じることがあるため、自動車運転や危険作業には注意してください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・アレルギー歴がある場合(グリセオフルビン、ペニシリン系に過敏症のある場合)
・急性ポルフィリン症である場合
・重度の肝機能障害がある場合
・妊婦、妊娠の可能性がある女性
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・肝疾患のある患者
・全身性エリテマトーデス(SLE)の患者
・光線過敏症を起こしやすい患者
・授乳婦
相互作用
・ワルファリン:抗凝固作用を減弱させることがあります。
・経口避妊薬:代謝誘導作用により避妊効果を低下させることがあります。
・シクロスポリン:血中濃度を低下させることがあります。
その他、バルビツール酸系薬剤やアルコールとも相互作用に注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
胎児への催奇形性が報告されており妊娠中は禁忌です。
男性でも精子形成に影響を及ぼすため、服用中および中止後6か月間は避妊が推奨されます。
授乳中も乳汁移行の可能性があるため投与は避けられます。
保存等
グリソビンFP 錠(グリセオフルビン)直射日光や湿気を避け、室温で保存します。小児の手の届かない場所に保管してください。冷蔵の必要はありません。

よくある質問
Q. グリソビンFP 錠とは?
グリソビンFP 錠は「商品名」で、一般名グリセオフルビンを有効成分とする経口抗真菌薬です。
白癬や爪白癬に用いられ、真菌の「作用機序」として有糸分裂阻害とケラチン沈着による防御効果を持ちます。
Q. グリソビンFP 錠は「何系」の薬ですか?
グリソビンFP 錠は抗真菌薬に分類され、特に皮膚糸状菌に対する治療に用いられていました。
抗生物質やステロイドとは異なり、真菌の分裂を抑える「抗真菌系」の薬です。
Q. グリソビンFP 錠は高脂肪食と一緒に摂取する必要がありますか?
はい。グリセオフルビンは脂溶性が高く、胆汁分泌を伴う「高脂肪食」と一緒に服用すると吸収率が大きく改善します。
空腹時に服用すると吸収が不十分となり、効果が低下する可能性があります。
Q. もしグリソビンFP 錠が販売中止になった場合、後継品はありますか?
後継薬としてイトラコナゾール(商品名イトリゾール)、テルビナフィン(商品名ラミシール)などが一般的に使用されます。
これらは安全性と有効性が高く、現在の真菌治療の第一選択薬となっています。