ゼルドックス (ジプラシドン)
ゼルドックスカプセル(ジプラシドン)は、非定型抗精神病薬です。 思考に影響を及ぼす脳内の特定の化学伝達物質の作用を調節することにより作用します。
ゼルドックス
ジプラシドン, Ziprasidone
ゼルドックス, Zeldox
56
ファイザー
カプセル
20mg, 40mg, 60mg, 80mg
トルコ
2562
【ゼルドックス (ジプラシドン)】食事と一緒に服用下さい。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】アルコールと一緒に摂取した場合、過度の眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】妊娠中に使用するのは危険です。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】めまいや眠気を感じたり、注意散漫になる可能性があります。そのような症状が見られたら車の運転などは控えて下さい。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。
【ゼルドックス (ジプラシドン)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。
ゼルドックス (ジプラシドン)

ゼルドックス (ジプラシドン)の使用方法
ゼルドックス (ジプラシドン)は、統合失調症および双極性障害(躁病・躁状態)の治療に使用される非定型抗精神病薬です。通常は食事と一緒に1日2回服用し、毎日なるべく同じ時間帯に継続します。
本剤は食事と一緒に服用することが重要です。空腹時では吸収が低下し、十分な効果が得られないことがあります。眠気やめまいが現れる場合があるため、服用初期や用量変更時は自動車運転や危険作業を避けてください。
症状が改善しても自己判断で中止せず、医師の指示に従って継続することが大切です。
ゼルドックス (ジプラシドン)の一般的な副作用
主な副作用として以下が報告されています。
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・眠気
・めまい
・視力異常
・アカシジア(落ち着きのなさ)
・ジストニア
・パーキンソニズム
・虚弱感
・上気道感染症
眠気やふらつきは服用初期に起こりやすく、転倒や事故に注意が必要です。また、血糖値上昇や体重変化がみられる場合があります。
高熱、筋肉の硬直、発汗、意識混濁、頻脈などが現れた場合は、神経弛緩性悪性症候群(NMS)の可能性があるため、速やかに医療機関へ相談してください。
Q.ゼルドックス (ジプラシドン)とは?
ゼルドックス (ジプラシドン)は、統合失調症や双極性障害に使用される非定型抗精神病薬です。脳内神経伝達物質のバランスを調整し、精神症状の改善を助けます。
Q.ゼルドックスは麻薬やベンゾジアゼピンですか?
いいえ。麻薬、ベンゾジアゼピン、SSRI、アヘン系薬物には分類されません。
Q.依存性や中毒性はありますか?
一般的に依存性や中毒性はないとされています。
Q.食後でないと飲めませんか?
食事と一緒に服用することで吸収率が高まります。十分な効果を得るため、食後または食事中の服用が推奨されます。
Q.眠気が強い場合はどうすればよいですか?
自己判断で中止せず、医師へ相談してください。用量調整や服用タイミング変更が検討されることがあります。
Q.アルコールは飲めますか?
アルコールは眠気やめまいを強める可能性があるため、治療中は控えることが推奨されます。
基本情報
ジプラシドンはファイザー社が開発した非定型抗精神病薬で、1998年に承認されました。現在では多くの国で統合失調症および双極性障害治療に使用されています。
ドパミンD2受容体とセロトニン5-HT2受容体へ作用し、精神症状を改善します。
豆知識として、ゼルドックスは比較的体重増加が少ない抗精神病薬として知られていますが、個人差があるため体重や血糖値の定期確認は重要です。
また、本剤は心電図のQT間隔を延長する可能性があります。QT延長とは心臓の電気的回復時間が長くなる状態で、不整脈リスクにつながることがあります。そのため、心疾患や不整脈既往のある方は特に注意が必要です。
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
通常、カプセルは噛まずに食事と一緒に服用します。
成人では一般的に1回40~80mgを1日2回服用します。最大推奨用量160mg/日を超えて服用してはいけません。
高齢者や肝機能障害のある患者では低用量から開始される場合があります。
服用を忘れた場合は気付いた時点で服用しますが、次回服用時間が近い場合は1回分を飛ばしてください。倍量服用は禁止です。
過量服用では、めまい、震え、発作、不随意運動などが起こる可能性があります。
急な中止は症状再発や不調につながることがあるため、減量や中止は医師管理下で行います。
警告
・本剤成分にアレルギーのある方は使用を避けてください。
・他の薬を使用中の場合は医師へ相談してください。
・妊娠中または妊娠の可能性がある場合は医師へ相談してください。
・高齢者には慎重投与が必要です。
・定期的な血糖値、血液検査、必要に応じて心電図検査が推奨されます。
免疫機能へ影響する可能性があるため、感染症患者との接触には注意してください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤成分に対する過敏症
・QT延長症候群
・重度の不整脈
・QT延長を起こす薬剤使用中
・重篤な心疾患
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・心疾患既往
・脳卒中既往
・糖尿病
・低カリウム血症、低マグネシウム血症
・てんかんや発作歴
・肝疾患
・腎疾患
・パーキンソン病
・アルツハイマー病
高齢者では遅発性ジスキネジアと呼ばれる不随意運動が現れることがあるため、異常な口や舌の動きがみられた場合は医師へ相談してください。
相互作用
QT延長を起こす薬剤とは併用禁忌または慎重投与となります。
代表例:
・クラリスロマイシン
・エリスロマイシン
・レボフロキサシン
・アミオダロン
・キニジン
・ハロペリドール
・クロザピン
・オンダンセトロン
アルコールや中枢神経抑制薬との併用では眠気が増強する場合があります。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、妊娠予定、授乳中の場合は使用前に医師へ相談してください。妊娠後期の抗精神病薬使用では新生児へ影響が報告される場合があります。
保存等
直射日光、高温多湿を避け、室温で保管してください。開封後は湿気を避け、小児の手の届かない場所に保管してください。
使用期限を確認し、変色や破損がある場合は使用しないでください。
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