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ゾニミド (ゾニサミド)

ゾニミドの有効成分ゾニサミドは主にてんかんの症状の予防に使用されます。また低用量でパーキンソン病の治療薬として使用されることがあります。

同義語

エクセグラン ジェネリック, Generic Zonegran

有効成分

ゾニサミド, Zonisamide

その他のブランド名

ゾニミド, Zonimid

包装

10

製造元

Intas Pharma

形状

カプセル

含有量

25mg, 50mg, 100mg

製造国

インド

SKU

2985

【ゾニミド】食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用されることをお勧めします。

【ゾニミド】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【ゾニミド】ゾニミドを妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児においての実験ではリスクがあるという証拠がありますが、妊娠中の女性への使用は命にかかわるリスクに瀕した場合、許可されることがあります。医師へご相談下さい。

【ゾニミド】母乳育児中の使用は安全ではありません。医師へご相談ください。

【ゾニミド】 気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬は集中力、反射神経や、応答力に影響を与え、特に服用開始直後や用量を増加した後に眠気を引き起こす可能性があります。

【ゾニミド】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。

【ゾニミド】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。

シルデナフィル

ゾニサミド

使用方法
ゾニミドはてんかんの治療に使用されます。
効能・効果
ゾニミドは、脳内の神経細胞の異常に過度な活動を抑制することにより、てんかん発作またはけいれん発作をコントロールします。
一般的な副作用
眠気、食欲低下、吐き気、激越(感情の高ぶり)、頭痛、めまい
専門家のアドバイス
  • 12歳未満の子供へゾニミドが処方されている場合、発汗、熱中症、肺炎および肝臓の問題のリスクが高まりますので、必要な予防措置を医師に依頼してください。
  • 暑い時期や、運動をする際には、薄着を心がけ、発汗の減少や熱中症の徴候がないか慎重にチェックして下さい。
  • ゾニミドを服用中は十分な水分を摂取し、腎臓結石や熱中症のリスクを減らして下さい。
  • 発作が増える可能性がありますので、突然薬の使用を停止しないで下さい。
  • 深刻で、時には命にかかわる皮膚反応(スティーブンス・ジョンソン症候群、有毒な表皮壊死)を発症した場合は、ただちに医師の診察を受けて下さい。ゾニミド(サルファ薬)ではそのような副作用を引き起こすことが知られています。
  • 自殺思考や行動、うつ状態、不安状態、落ち着きのない状態、過敏な行動、または気分や行動の異常な変化といった徴候が見られる場合、また、高熱や発熱している状態が長く続く場合は、医師に相談してください。
  • ゾニミドはめまい、眠気、または視力の変化を引き起こす可能性があるため、車を運転したり機械を操作したりしないでください。
  • 妊娠中であるか、妊娠を計画中である場合、もしくは、母乳育児を行っている場合は医師にご相談ください。
よくある質問
Q.ゾニミドは規制薬物ですか、中毒性、麻薬性はありますか、またグルテンフリーのジェネリック薬ですか?
はい、ゾニミドは規制薬物です。 しかし中毒性または麻薬性の薬物ではありません。グルテンフリーでジェネリック医薬品です。

Q.ゾニミドは減量目的や片頭痛の治療に使われますか?
ゾニミドは、減量目的や片頭痛の治療には使用されません。

Q.ゾニミドと一緒にイブプロフェンやプレドニゾンを服用できますか?
はい、イブプロフェンまたはプレドニゾンはゾニミドと一緒に服用することができます。

Q.ゾニミドは体重の増加や減少、腎臓結石、脱毛、下痢、うつ症状、便秘、気分の高揚の原因となりますか?
ゾニミドは、一般にうつ症状以外の上記副作用は全て引き起こしません。 このような副作用が現れた場合は、医師に相談してください。

基本情報
ゾニミド(INTAS社製)は、有効成分ゾニサミドを含むお薬です。 ゾニサミドはてんかんの症状の予防に用いられています。また低用量ではパーキンソン病治療薬として使用されています。

このお薬は脳内の電気的活動を安定化してくれ、脳神経の興奮をおさえてくれます。いろいろなタイプのてんかんに利用されています。 薬理は完全に解明されていませんが脳内の神経細胞で見つかったナトリウムとカルシウムチャンネルに作用すると考えられています。 てんかんを治療する薬ではありません。予防する目的で長く飲み続ける必要があります。必ず医師の管理のもとで用量を決めること。
<てんかんについて>
てんかんは、脳の神経活動に異常を起こし(てんかん放電、過剰活動)、発作症状を引き起こす脳の病気です。100人~200人に1人の割合でてんかん患者さんがいると言われています。以前は子供の病気と考えられていましたが、実際は高齢になってから発症することもあることが分かっています。てんかんの発作は突然起こり、全身の痙攣や、意識の低下、運動機能や感覚のの変化などを生じます。通常、短時間(数十秒~数分)で発作症状がおさまることがほとんどです。
てんかんの発作は大きく分けて、2つのタイプに分類されます。ひとつは、はじめから脳全体が発作を起こす全体発作。もうひとつは、脳の一部がはじめから発作を起こす部分発作です。症状も痙攣だけでなく、ボーっとした欠神状態が短時間続く欠神発作として現れる場合もあります。部分発作では、身体の一部にのみ運動機能や感覚異常を生じるということもあります。 万が一、てんかん発作の場面に居合わせた場合、家族や周囲の人がまず安全確保をすることが大切です。呼吸の確保、嘔吐物などで窒息しないような配慮、危険物を遠ざけることなど。てんかんの発作を起こしている人の身体をゆする、抱きしめる、顔や背中を叩く、大声で話しかけるなどはしてはいけません。意識低下を繰り替えす場合や、意識低下が回復しないまま発作を繰り返す、激しい痙攣が止まらないなどの重積状態の場合は直ちに医師による処置が必要です。てんかんの正しい診断や処置のためには、どのような状態、症状があらわれたのか十分に知ることが大切です。てんかんの場面に居合わせた場合には、発作が起きた時間、状況、誘因となった可能性があるもの、意識の有無、痙攣の状態、顔色・唇などの身体の状態、発作後の様子などについて十分に観察したことを医師に伝えて下さい。周りの方のそうした、手助けがてんかんの早期発見・治療には大変な助けとなります。
警告
本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
肝臓や腎臓、血液の検査を定期的におこなってください。
投与後に眠くなったり、集中力画低下することがあるので車の運転など危険な作業はしないでください。
発刊減少し体温が上がることがありますので高温の環境では注意してください。
禁忌
18歳未満及び高齢者、腎機能及び肝機能の低下、体重40キロ未満の人の場合
高レベルカルシウム尿が出る人、腎臓結石の既往歴または家族歴がある場合
相互作用
○ピラメートまたは抗コリン薬との併用で体温上昇をもたらし、熱中症のリスクが高まる可能性があります。
○ピラマート、アセタゾラミドとの併用で腎臓結石を発症するリスクが高まるおそれがあります。
○以下の薬と組み合わせることでゾニサミドの効果が低減する可能性があります。その場合、医師の判断により投与量を増加する必要があります。
カルバマゼピン
フェノバルビタール
フェニトイン
三環系抗うつ薬
リファンピシン
○セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)との併用で血液中のゾニサミドの量を増やす可能性があるため注意が必要です。
高齢者への投与
高齢者は本剤の使用により特にめまい、立ちくらみ、運動障害などの副作用が出やすい傾向がありますので転倒などに十分に注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
本剤の使用により胎児への悪影響を与えるおそれがあるため、妊娠中はやむをえない場合以外の使用は避けること。ただし、てんかん治療を行わないことで妊婦と胎児の両方に害をもたらすおそれがありますので、医師からの指示がない限り自己判断で服用を中止することはしないでください。妊娠の計画がある、または妊娠している可能性がある場合は、直ちに医師にその旨を伝えて妊娠中の本剤の使用の利点とリスクについて確認してください。 本剤は母乳へ移行することが分かっています。本剤の使用中の授乳は避けてください。やむをえず授乳する場合は事前に医師に相談してください。
小児等への投与
小児への使用では、特に発汗、熱中症、代謝均衡低下などの副作用がおきやすい傾向がありますので注意が必要です。
その他の注意
てんかんのお薬を自己判断で中止することは、反動で重い発作を引き起こすおそれもありますので、絶対にしないこと。必ず、医師に相談することが大切です。
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