ゾーミッグ
ゾーミッグは、片頭痛が発生した際に、血管の拡張や炎症を抑制し、頭痛をはじめとする諸症状(悪心・嘔吐・光や音に対する過敏症状)を軽減します。対処療法薬ですので、 片頭痛そのものの予防はできません。
ゾーミッグ
ゾルミトリプタン, Zolmitriptan
ゾーミッグ, Zomig
2,6
アストラゼネカ
錠, 口腔内崩壊錠(RM錠,OD錠)
2.5mg
イギリス, ニュージーランド
2253
【ゾーミッグ】 食事の有無にかかわらず服用いただけます。
【ゾーミッグ】アルコールと併せての摂取に問題はございません。
【ゾーミッグ】 ゾーミッグを妊娠中に服用することは危険である可能性があります。
動物研究では胎児への悪影響が確認されておりますが、人体研究の数は限られています。
妊娠中の服用はリスクがあるものの、薬剤の効果を受けられる可能性はございます。
妊娠中の方は、ご使用前に医師へご相談ください。
【ゾーミッグ】 授乳中のゾーミッグ服用に関しては動物研究、人体研究共に前例がなく、
現状情報がありません。授乳中のご使用前に、医師へご相談ください。
【ゾーミッグ】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【ゾーミッグ】 腎疾患がある場合の使用は恐らく安全ではありません。医師へご相談下さい。特に、中等度から重度の患者への使用には注意が必要です。
【ゾーミッグ】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
シルデナフィル
ゾーミッグ

ゾーミッグの使用方法
ゾーミッグは、有効成分ゾルミトリプタンを配合したトリプタン系薬剤で、片頭痛や偏頭痛発作の急性期治療に使用されます。
頭痛治療において、痛みが強くなる前の早い段階で服用することで、より高い効果が期待できます。
片頭痛発作時に現れるズキズキとした痛み、吐き気、光や音への過敏症状の軽減を目的として使用されます。
発作が始まったと感じた時点で速やかに服用することが推奨されています。
服用後は静かな暗い場所で安静にすると、症状緩和を助ける場合があります。
眠気やめまいが現れることがあるため、自動車運転や危険を伴う機械操作は避けてください。
また、アルコール摂取は偏頭痛発作を悪化させる可能性があります。
ゾーミッグの一般的な副作用
主な副作用として、首の痛み、顎の痛み、咽頭部不快感、感覚異常、眠気、口の渇き、吐き気、倦怠感、めまい、重苦しさ、熱感などが報告されています。
トリプタン系薬剤特有の症状として、胸部圧迫感やしめつけ感を感じる場合がありますが、多くは一時的です。ただし、強い胸痛や呼吸困難が現れた場合には速やかに医療機関を受診してください。
また、長期間にわたり頻繁に使用すると薬剤の使用過多による頭痛を引き起こす可能性があります。片頭痛発作の頻度が増えた場合には、医師へ相談してください。
基本情報
ゾーミッグは、有効成分ゾルミトリプタンを含有するトリプタン系片頭痛治療薬です。
吐き気、嘔吐、光や音への過敏を伴うことも多く、日常生活へ大きな影響を与えます。
片頭痛は女性に多くみられ、睡眠不足、ストレス、天候変化、強い光、特定の食品などが誘因になる場合があります。
前兆として視界がチカチカする、においに敏感になるなどの症状が現れることもあります。
ゾルミトリプタンは、セロトニン受容体へ選択的に作用し、拡張した脳血管を収縮させることで頭痛を改善します。また、炎症性神経伝達を抑える作用もあるため、偏頭痛発作全体の症状軽減に役立ちます。
一般的な鎮痛剤と異なり、片頭痛の発症メカニズムへ直接作用する点が特徴です。ただし、片頭痛の予防薬ではなく、発作時に使用する急性期治療薬となります。
片頭痛のしくみとは・・・
片頭痛は、単なる頭痛ではなく、脳の神経機能の変化によって起こる疾患です。
主に脳の三叉神経が活性化されることで、「CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)」という物質が放出され、血管の拡張や炎症反応が引き起こされます。
その結果、頭の片側または両側にズキズキと脈打つような痛みが生じます。
頭痛に加えて、吐き気や嘔吐、光や音に敏感になる症状を伴うことも少なくありません。
発作は数時間から数日続くことがあり、日常生活に大きな支障を与える場合があります。ストレス、睡眠不足や睡眠過多、疲労、気候の変化、月経周期などが誘因となることがあります。
治療には、発作時の痛みを和らげる急性期治療と、発作の頻度を減らす予防治療があります。急性期治療では、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)やトリプタン製剤が使用されます。
近年では、片頭痛の発症に深く関わるCGRPを標的とした治療薬も登場し、より効果的な予防が可能になっています。
適切な診断と治療を受けることで、多くの患者さんが症状の改善を期待できます。

【参照文献】
脳神経外科パンフ集
天王寺だい脳神経外科
つづき脳神経外科・内科
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用量】
成人では通常1回2.5mgを服用します。症状や体質に応じて医師が減量を指示する場合があります。
【用法】
片頭痛発作が始まった時点でできるだけ早く服用することが望ましいですが、発作中であれば途中からでも効果が期待できます。
通常錠は水で服用してください。口腔内崩壊錠は舌の上で溶かして服用でき、水が不要です。
症状が再発した場合には、初回服用から2時間以上あけて追加投与できます。ただし、初回で全く効果が得られなかった場合は自己判断で追加服用せず、医師へ相談してください。
24時間以内の最大投与量は10mgまでです。
警告
本剤は片頭痛発作時にのみ使用する薬剤であり、予防目的では使用しません。
心血管系への影響が報告されているため、胸痛や強い圧迫感が現れた場合は直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。
また、眠気やめまいを生じることがあるため、服用後の運転や危険作業には十分注意が必要です。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・本剤成分に過敏症の既往歴がある場合
・心筋梗塞、虚血性心疾患、異型狭心症がある場合
・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往がある場合
・末梢血管障害患者
・コントロール不良の高血圧がある場合
・エルゴタミン製剤または他のトリプタン系薬剤を使用中である場合
・MAO阻害剤投与中または中止後2週間以内である場合
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・虚血性心疾患の危険因子がある
・不整脈やWPW症候群の患者
・中等度以上の肝機能障害がある場合
・脳血管障害の可能性がある場合
・てんかんやけいれん性疾患を持つ患者
・高血圧で治療中である場合
・高齢者
相互作用
エルゴタミン製剤や他のトリプタン系薬剤との併用は禁止されています。血管収縮作用が増強し、重篤な副作用を招く可能性があります。
MAO阻害剤との併用も禁忌です。
また、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬と併用すると、セロトニン症候群のリスクが高まる場合があります。
シメチジンや一部のキノロン系抗菌薬などCYP1A2阻害剤との併用時は血中濃度上昇に注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中の使用については有益性が危険性を上回る場合に限り使用を検討します。妊婦または妊娠している可能性のある方は、必ず医師へ相談してください。
授乳中は母乳中へ移行する可能性があるため、服用後一定時間は授乳を避けるよう指導される場合があります。
保存等
直射日光、高温多湿を避けて室温保存してください。また、小児の手の届かない場所へ保管してください。
口腔内崩壊錠は湿気の影響を受けやすいため、服用直前まで包装から取り出さないでください。
使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。

【参照文献】
以下のウェブサイトを参照させていただきました。引用元の皆様に心より御礼申し上げます。
オンライン診療SOKUYAKU
今日の臨床サポート
日経メディカル
KEGG
2022年2月14日(ヘルスディニュース)- ほとんどの人は急に立ち上がった時にめまいがするということがありますが、それを定期的に苦しんでいる人もいます。 現在、新しい研究では自分で修正できる方法が提案されています。 この研究は、座ったり横たわった姿勢から立ち上がった際、30秒以内に血圧が急激に
ネバダ大学医学部家庭医学の回答:誰もが皆生活の中で何らかのストレスを抱えている為、ストレス性頭痛を予防することは多くの場合困難です。心身をリラックスさせることができる、健康的な活動に参加することで効果が見られることがあります。また、健康な食品で体のエネルギーを満たし、1日7~8時間の睡眠を取ることも
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ゾーミッグとは?
ゾーミッグ(一般名:ゾルミトリプタン)は、片頭痛の急性期治療に用いる5-HT1B/1D受容体作動薬(トリプタン系薬剤)です。セロトニン受容体に作用して大脳動脈を収縮させることで、偏頭痛発作時のズキズキする痛みや吐き気を改善します。
ゾーミッグ錠とゾーミッグRM錠の違いは何ですか?
RMとは「Rapid Melt(速やかに溶ける)」の略で、口の中に入れると唾液で速やかに溶ける口腔内崩壊錠です。水なしでも服用できるのが大きなメリットです。オレンジ風味で比較的飲みやすく、片頭痛に伴う吐き気が強いときや、外出先で水が手に入らないときなどに便利です。ゾーミッグはどのタイミングで、何錠飲めばよいですか?
片頭痛の頭痛発現時に、ゾルミトリプタンとして1回2.5mg(1錠)を服用します。十分な効果が得られなかった場合は、前回の服用から2時間以上間隔を空けることで1回2.5mgを追加服用できます。1日総量は10mg以内を守ってください。効果が出るまでどのくらいかかりますか?
服用30分後から有意な頭痛の程度の軽減が示され、服用1時間後から有意な頭痛改善および頭痛消失が確認されています。即効性が高い点が特徴です。ゾーミッグの主な副作用は何ですか?
主な副作用は、無力症(3.5%)、絞扼感(3.5%)、傾眠(3.0%)、めまい(2.6%)、異常感覚(2.6%)などが報告されています。また、心血管系の疾患が認められない患者においても、重篤な心疾患が極めてまれに発生することがあるため、このような場合は投与を中止し適切な処置が必要です。ゾーミッグを使ってはいけない人(禁忌)はどんな人ですか?
心筋梗塞の既往歴のある方・虚血性心疾患のある方、脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある方、末梢血管障害を有する方、コントロールされていない高血圧症の方は服用できません。
また、エルゴタミン・エルゴタミン誘導体含有製剤・他のトリプタン系薬剤・MAO阻害剤を服用中の方も禁忌です。
飲みすぎると「薬物乱用頭痛」になることはありますか?
はい、注意が必要です。ゾーミッグを含むトリプタン系薬剤により頭痛が悪化することがあるため、頭痛の改善を認めない場合には「薬剤の使用過多による頭痛」の可能性を考慮し、投与を中止するなど適切な処置が必要です。用法・用量を必ず守りましょう。ゾーミッグのジェネリック(後発品)はありますか?
ゾーミッグ(一般名:ゾルミトリプタン)のジェネリック医薬品は、複数の製薬メーカーから「ゾルミトリプタン錠」および「ゾルミトリプタンOD錠」という名称で製造・販売されています。
費用を抑えたい方は医師や薬剤師に相談してみましょう。
妊娠中・授乳中でもゾーミッグは使えますか?
妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされています。
また、授乳については動物実験(ラット)で経口投与後に乳汁中への移行が認められているため、授乳の継続または中止を検討する必要があります。必ず医師に相談してください。
ゾーミッグ錠は水なしで服用できますか?
はい、口腔内で速やかに崩壊することから唾液のみ(水なし)でも服用可能です。ただし、口腔粘膜から吸収されることはないため、水なしで服用した場合は唾液で飲み込んでください。本剤は片頭痛の頭痛発現時に限り使用し、予防目的では使用しないでください。