ペニシリンベンザチン 注射
ベンジルペニシリンベンザチン水和物 注射は、ペニシリン系抗生物質です。感染症の原因となる多くの細菌を殺菌する効果があります。
ペニシリンベンザチン 注射
ペニシリンベンザチン, Benzathine Penicillin
ペンコム, Pencom, ロンガシリン, Longacillin
5
Alembic Pharma, Hindustan Antibiotics
注射
1,200,000 IU
インド
1373
【ベンザチンペニシリン】 食事と一緒に服用ください。
【ベンザチンペニシリン】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。
【ベンザチンペニシリン】 妊娠中もおそらく安全に使用できます。 動物研究では、胎児への悪影響は少ない、もしくは、全く示されていません。ただし、ヒトでの研究は限られていますので使用前に医師にご相談ください。
【ベンザチンペニシリン】母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【ベンザチンペニシリン】 車の運転などに影響する副作用が発生する可能性がありますのでご注意ください。
【ベンザチンペニシリン】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【ベンザチンペニシリン】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。
ペニシリンベンザチン 注射

ペニシリンベンザチン 注射の使用方法
ペニシリンベンザチン注射は、主に「梅毒」や「リウマチ熱」などの細菌感染症の治療に使われるペニシリン系抗生物質の注射剤です。筋肉内注射(主に臀部)で投与され、長時間体内に留まり持続的に効果を発揮するのが特徴です。
ペニシリンベンザチン 注射の一般的な副作用
副作用としては以下のようなものがあります。
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・発疹、かゆみなどのアレルギー反応
・顔や口の腫れ、呼吸困難(アナフィラキシー)
これらの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談してください。
よくある質問
ペニシリンベンザチン注射は、長時間作用型のペニシリン製剤で、特に「梅毒」の治療やリウマチ熱の予防に用いられます。
筋肉注射によって体内に徐々に薬剤が放出され、抗菌効果を長期間にわたって持続させることが可能です。
【参照文献】日経メディカル
Q.ペニシリンベンザチン 注射は何に使う薬ですか?
この注射は「梅毒」をはじめとするペニシリン感受性菌による感染症、特に連鎖球菌による咽頭炎やリウマチ熱の治療・予防に用いられます。
Q.ペニシリンアレルギーがあっても注射を受けられますか?
ペニシリンに対するアレルギー歴がある方には使用できません。重篤なアレルギー反応を引き起こす恐れがありますので、必ず医師に伝えてください。
Q.ペニシリンベンザチン注射の注射部位はどこですか?
通常は臀部への筋肉内注射となります。薬剤がゆっくりと体内に吸収されるため、静脈内注射や皮下注射は行いません。
基本情報
ペニシリンベンザチンはβ-ラクタム系抗菌薬で、細菌の細胞壁合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。
特に長時間にわたり血中濃度を維持することができ、1回の注射で1~3週間にわたる効果を示します。

梅毒について
梅毒とは 梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が感染することで起こる感染症です。
梅毒トレポネーマは口や性器などの粘膜や皮膚から感染するため、性行為による粘膜や皮膚の小さな傷から感染します。
感染すると、3週間から6週間程度の潜伏期間を経て性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹(ほっしん)が現れたりします。
一旦症状が消えるため治ったと間違われることがありますが、治療をしないまま放置すれば、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死に至ることもある恐ろしい感染症です。
しかし早期にペニシリンなどによる適切な治療を受ければ、完治が可能な病気です。
梅毒が疑われる症状や感染の心当たりがあるときは、すぐに検査を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。
東京都感染症情報センターのデータでは、近年梅毒感染が増えており、男性は20歳代~50歳代、女性は20歳代で多くの患者が報告されていることが示されています。

【参照文献】
東京都感染症情報センター
厚生労働省
政府広報オンライン
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用法】
通常、梅毒の治療では成人に対してペニシリンベンザチン600,000~2,400,000単位を筋肉内注射します。
早期梅毒では1回の注射で済む場合もありますが、晩期梅毒や神経梅毒では数回の投与が必要な場合があります。
警告
・本剤の成分にアレルギーがある場合は使用できません。
・他の薬剤との併用については医師に必ず相談してください。
・妊娠中・授乳中である場合は、必ず医師の判断に従ってください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・ペニシリン系抗生物質に対して過敏症の既往歴がある場合
・アナフィラキシーショックを起こしたことがある場合
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・喘息などアレルギー体質である場合
・腎機能障害がある場合
・妊娠中または妊娠の可能性がある場合
・他の抗生物質を併用している場合
相互作用
・他の抗菌薬(テトラサイクリン系など)との併用により効果が減弱する可能性があります。
・経口避妊薬の効果が減弱する恐れがあるため、医師の指導のもとで併用してください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
ペニシリン系抗生物質は比較的安全とされており、妊婦に対しても使用されることがありますが、必ず医師と相談し、慎重に利益を評価したうえで使用してください。
授乳中の使用も可能ですが、乳児に異常が見られる場合は授乳の一時中止を検討します。
保存等
直射日光や湿気を避けて冷暗所に保管してください。また、凍らせず室温での保存が推奨されます。
使用期限を過ぎた製剤は使用しないでください。

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