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サインバルタ

サインバルタ はうつ病の治療薬です。気分の落ち込みや不安な気持ちを解消する作用があり、 うつ病の他にも、様々な精神疾患に応用されています。 効き始めが早く、1日1回の服用で長時間持続します。糖尿病性神経障害(高血糖により神経細胞の働きが悪くなるために起こる、手足の痺れや痛み)にともなう疼痛にも効果があります。

同義語

サインバルタ

有効成分

デュロキセチン塩酸塩, Duloxetine HCl

その他のブランド名

サインバルタ, Cymbalta

包装

28

製造元

リリー

形状

カプセル

含有量

30mg 60mg

製造国

インド, トルコ, EU

SKU

1770

【サインバルタ】食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用することが推奨されています。

【サインバルタ】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【サインバルタ】妊娠中に使用するのは危険です。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【サインバルタ】授乳中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。

【サインバルタ】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【サインバルタ】重度の腎疾患では注意が必要です。用量調整が必要な場合があります。医師に相談してください。軽度、および中程度である場合は、用量調整の推奨はありません。

【サインバルタ】肝疾患がある場合は、薬の使用は危険でありできれば避けるべきです。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

サインバルタ

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サインバルタの使用方法

サインバルタは、うつ症状や不安の治療に用いられ、慢性的な痛みの緩和にも有効とされています。
服用初期は、自殺念慮、興奮、攻撃性、易刺激性などの行動変化が現れることがあり、特に治療開始から数週間は注意が必要です。服用にあたっては、ご家族や周囲の方々にもあらかじめ医師からの十分な説明を受けておくことが重要です。
主な副作用として、悪心や傾眠が比較的高頻度で報告されています。こうした副作用を軽減するために、初期は少量から開始し、
症状や体調を見ながら段階的に用量を調整していく方法が推奨されます。
症状や治療の目的によって異なりますが、効果が現れるまでには通常2〜4週間ほどかかります。 改善が見られても再発を防ぐため、数か月以上の継続的な服用が必要とされます。 焦らずに、医師の指示に従って服用を続けることが大切です。

サインバルタの一般的な副作用

主な副作用として、吐き気、頭痛、口の渇き、眠気、めまい、便秘、食欲の低下などが報告されています。 これらの副作用は多くの場合、服用開始後1週間ほどで最も強く現れ、その後は徐々に軽くなっていく傾向があります。

まれに、自殺念慮、興奮、攻撃的な行動などの精神的な症状が出ることがあります。

異常を感じた場合や様子に変化が見られた場合は、すぐに医師に相談してください。

基本情報

サインバルタは、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)に分類される抗うつ薬です。脳内でセロトニンおよびノルアドレナリンの再取り込みを抑制し、これらの神経伝達物質の濃度を高めることで、中枢神経の情報伝達を改善します。 この作用により、気分の安定や不安の軽減に加えて、慢性的な痛みに対する鎮痛効果も発揮します。脊髄の下行性疼痛抑制系を活性化することで、痛みに対する感受性を低下させる効果があります。

人間の脳

【参照文献】日経メディカル

用法・用量

*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。

*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

食事の有無に関係なく服用可能です。副作用を軽減するために、少量からの開始が推奨される場合があります。

・初期用量は、通常30mg/日から開始し、副作用の出方を見ながら必要に応じて徐々に増量していきます。
・一般的な維持用量は60mg/日で、最大用量は120mg/日とされています。
・飲み忘れた場合は、思い出した時点で1回分だけ服用してください。次の服用時間が近い場合は、1回分を飛ばしてください。
・急に服用を中止せず、医師の指示に従って徐々に減量してください(中断症状を防ぐため)。

警告

・服用初期に、落ち着きのなさや座っていられない、静止できないといった症状(アカシジア)が現れることがあります。
・自殺念慮、攻撃性、興奮などの精神症状が現れることがあります。特に若年者では注意が必要です。
・治療中は、血圧(BP)の定期的な測定が推奨されます。

禁忌

以下に該当する場合は使用できません。

・MAO阻害薬(フェネルジン、イソカルボキサジド、セレギリンなど)を服用中の方
※デュロキセチンを服用する場合は、MAO阻害薬の中止後、少なくとも14日以上の間隔を空けてください。

・デュロキセチンまたは本剤の添加物に対して過敏症の既往がある方
・重度の肝機能障害または腎障害のある方

慎重投与

以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。

・小児・未成年の方
・高齢者
・血圧異常や心疾患の既往がある方
・QT延長のリスクがある方
・双極性障害(躁うつ病)の既往がある方
・自殺念慮または自殺企図の既往がある方
・てんかんなど発作・けいれんの既往がある方
・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・出血傾向のある方
・多剤併用中の方

カウンセリングを受ける女性

相互作用

【セロトニン症候群のリスクがある薬剤】

エスシタロプラム、パロキセチン(SSRI):セロトニン濃度が過剰になり、中枢興奮や高体温を引き起こすおそれがあります。
ベンラファキシン、ミルナシプラン(SNRI):同様の作用機序により、セロトニン症候群のリスクが高まります。
アミトリプチリン(三環系抗うつ薬):セロトニン作用が増強され、過剰反応を引き起こすおそれがあります。
イミグラン、ゾーミッグ(トリプタン系):セロトニン受容体に作用し、併用で過剰反応が生じることがあります。
炭酸リチウム(リーマス):セロトニン神経伝達を促進し、過剰作用を引き起こすおそれがあります。
セント・ジョーンズ・ワート(ハーブ成分):天然のセロトニン調整作用があり、併用で過剰症状が出ることがあります。
ピモジド(オーラップ):QT延長や中枢神経系の過剰刺激により、不整脈や神経症状を引き起こすおそれがあります。
L-トリプトファン含有製剤(アミノ酸製剤など):セロトニン作用が増強され、過剰反応を引き起こすおそれがあります。

【過度な鎮静作用を起こす薬剤】

ジアゼパム、ロラゼパム(抗不安薬):鎮静作用が重なり、眠気・転倒・認知機能低下のリスクが高まります。
モルヒネ、フェンタニル(オピオイド):呼吸抑制や意識障害を引き起こすおそれがあります。
ゾルピデム、エチゾラム(睡眠薬・抗不安薬):中枢抑制作用が強まり、日常生活に支障をきたすおそれがあります。

【出血リスクが高まる薬剤】

ワルファリン(抗凝固薬):血液が固まりにくくなり、出血傾向が強まるおそれがあります。
アスピリン、クロピドグレル(抗血小板薬):血小板機能が抑制され、内出血や消化管出血のリスクが高まります。

【血中濃度を上昇させる薬剤】

シプロフロキサシン(CYP1A2阻害薬):デュロキセチンの代謝が遅れ、副作用(眠気・吐き気・高血圧など)が出やすくなります。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊娠中および授乳中の使用は原則として避けてください。胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があり、乳汁中への移行も報告されています。 やむを得ず使用する場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合に限り、慎重に使用してください。

保存等

・直射日光や高温多湿を避け、室温(20〜25℃程度)で保管してください。
・使用期限を過ぎた薬は服用せず、廃棄は医療機関に相談してください。
・小児の手の届かない場所に保管してください。

ハテナマーク

よくある質問

デュロキセチン塩酸塩を有効成分とする抗うつ薬で、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)に分類されます。
気分の落ち込みや不安感などの症状をやわらげ、うつ病や全般性不安障害といった精神疾患の治療に用いられます。また、慢性的な痛みの緩和にも使用されます。

【参照文献】KEGG

Q. 中止するとどうなる?

急に中止すると、離脱症状が現れることがあります。そのため、医師の指示のもとで徐々に減量することが重要です。 一般的には3日ごとに用量を約50%ずつ減らす方法が取られますが、離脱症状が強く出た場合は、より穏やかに数週間かけて段階的に減量する必要があります。 医師から中止の指示がない限り、自己判断で服用を中断しないでください。

Q. 依存性がありますか?

一般的に、身体的・精神的な依存性はないとされています。ただし、急な中断により、めまい・不安・不眠などの離脱症状が現れることがあります。服用を中止する際は、必ず医師の指示に従ってください。

Q. 小児にも使えますか?

海外では7歳以上の小児に対し、一部の不安障害で使用されることがありますが、日本では小児への使用は承認されていません。
副作用が出やすく、自殺念慮や興奮などのリスクもあるため、使用には保護者の同意と医師の厳重な管理が必要です。

Q. 高齢者にも使えますか?

使用は可能ですが、代謝・排泄機能の低下や併用薬の影響により、副作用のリスクが高まります。通常は少量から開始し、医師の
判断のもとで体調や副作用の有無を確認しながら用量が慎重に調整されます。

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