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コムトレス

コムトレスの有効成分エンタカポンは、末梢COMT阻害薬と呼ばれるパーキンソン病の治療薬です。レボドパ、カルビドパなどの他のお薬と組み合わせて使用されます。

同義語

コムタン ジェネリック

有効成分

エンタカポン, Entacapone

その他のブランド名

コムトレス, Comtess

包装

30

製造元

Orion Pharma

形状

含有量

200mg

製造国

イギリス, ニュージーランド

SKU

2176

【コムトレス】食事の有無に関わらず服用できますが、いつも一定の時間に服用されることをお勧めします。

【コムトレス】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。アルコールと一緒には服用しないで下さい。

【コムトレス】妊娠中に使用するのは、危険である可能性があります。動物実験では、胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。医師へご相談下さい。

【コムトレス】母乳育児中の使用は危険である可能性があります。医師へご相談下さい。

【コムトレス】車の運転や機械の操作を行う際には注意が必要です。

【コムトレス】本薬は、腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。

【コムトレス】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

シルデナフィル

コムトレス

2人の男性

コムトレスの使用方法

コムトレスはパーキンソン病治療において、レボドパ製剤と必ず併用する末梢COMT阻害薬です。
レボドパ治療を行っている患者に追加で使用する薬で、エンタカポン単独では効果を発揮しません。レボドパ投与時に合わせて服用し、投与間隔や回数は医師の指示に従ってください。

起立性低血圧(立ち上がり時のふらつき)が起こりやすくなることがあるため、急に立ち上がらず、座位や臥位からゆっくり姿勢を変えるよう心がけてください。

18歳未満での使用経験は限られており、一般的に小児や青年への使用は推奨されていません。

コムトレスの一般的な副作用

吐き気、嘔吐、疲労感、混乱、下痢、便秘、睡眠障害、悪夢、幻覚、発汗過多、めまい、血圧変動、転倒、随意運動の異常、
狭心症、尿の変色(茶褐色〜赤褐色)が報告されています。

下痢は治療開始後4〜12週間で生じることがあり、重度の下痢や脱水がある場合は医師へ相談してください。

重大な副作用

まれに神経弛緩性悪性症候群(高熱、筋強剛、意識変容など)や横紋筋融解症が生じることがあります。 発熱や筋肉の強い痛み、
硬直、極端な混乱などの症状が見られた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

基本情報

エンタカポンは1998年に欧州で承認された末梢COMT阻害薬です。レボドパ療法の補助薬で、レボドパの末梢代謝を抑えることで有効血中濃度を維持し、レボドパの作用時間を延ばす働きがあります。wearing-off により、動きやすい時間(ON)と動きにくい時間(OFF)が日内で繰り返す “ON/OFF変動” がみられることがありますが、この揺れを軽減することが期待されています。
パーキンソン病は進行性の神経変性疾患で、中高年以降の発症が多い一方で、10代〜20代でも発症し得る若年性パーキンソン病という形態もあります。脳内ではドーパミンが低下することで、ふるえ、動作の緩慢、手足の曲げ伸ばしがしにくいといった運動症状が生じます。

エンタカポン

用法・用量

*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。

コムトレス錠は、レボドパを含む薬(レボドパ+カルビドパ、またはレボドパ+ベンセラジド)と併せて使用します。
通常、レボドパ製剤の服用タイミングごとに、コムトレス200mg錠を1錠併用します(食後が推奨されます)。
最大推奨用量は、1日1600mgです。

・腎機能障害や透析中の患者では、投与間隔の延長や用量調整が必要となる場合があります。

・飲み忘れた場合は、次の服用時間に通常通りレボドパ製剤と併せて服用を再開してください。 飲み忘れ分を補うために倍量を服用
 しないでください。

・医師の指示なしに突然中止しないでください。 

警告

・服用を中止する場合は、自己判断で急に中止せず、必ず医師へ相談してください。

・服用後にめまい・傾眠が生じることがあるため、自動車の運転や機械操作など危険を伴う作業は避けてください。

・まれに致命的となり得る神経弛緩性悪性症候群(高熱、筋強剛、混乱、発汗、心拍異常など)を発症する可能性があります。
 これらの症状が出た場合は直ちに医療機関を受診してください。

・炎天下での激しい運動などは、失神やめまいを悪化させる可能性があるため避けてください。特に起床後は、ゆっくり立ち上がる
 など姿勢変化に注意してください。

・下痢が比較的多く報告されています。水分補給を心がけ、重度・持続・水様便の場合は医師へ相談してください。

・降圧薬を服用中の方は、血圧低下によるめまいが起こりやすくなることがあります。症状が出た場合は無理をせず、医師へ
 相談してください。投与量の調整が必要となる場合があります。

・アルコールは中枢神経系副作用を悪化させる可能性があるため、摂取しないでください。

禁忌

以下に該当する場合は使用できません。

・本剤の成分(エンタカポン)に対し過敏症(アレルギー)の既往がある方
・重度の肝機能障害のある方
・悪性症候群、または横紋筋融解症の既往がある方
・褐色細胞腫(副腎腫瘍)がある方

慎重投与

以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。

・人工透析を受けている方(投与間隔調整が必要となる場合があります)
・重度の心疾患、不安定狭心症の既往がある方
・精神症状(幻覚や錯乱など)がみられる方
・MAO阻害薬(フェネルジン、トラニルシプロミン)や抗生物質リネゾリドを服用中の方

相互作用

以下の薬剤の作用を増強する可能性があります。併用時は医師へ相談してください。
 アドレナリン、アポモルヒネ、ドブタミン、ドーパミン、イソプレナリン、メチルドーパ、ノルアドレナリンなど

中枢神経系への影響が重なる可能性があるため、以下の薬剤との併用にも注意が必要とされています。
三環系抗うつ薬(デシプラミン、イミプラミン)、パロキセチン、マプロチリン、モクロベミド、ベンラファキシンなど

ワルファリンとの併用は、作用を増強する可能性があるため、併用時は定期的な血液検査が推奨されます。

レボドパとの併用は、起立性低血圧によりめまいが起こる場合があります。症状がある場合は医師へ相談し、投与量の調整が必要になることがあります。

鉄分サプリメントは吸収を阻害する可能性があるため、エンタカポン服用と2〜3時間程度の間隔を空けてください。

男性

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊娠中および授乳中の安全性は十分に確立されていません。 妊娠中、授乳中、またはその予定がある場合は、事前に医師へご相談ください。 必要性とリスク・ベネフィットを総合的に評価し、医師の指示に従って使用の可否を判断します。

保存等

直射日光および高温多湿を避け、室温で保管してください。 子どもの手の届かない場所に保管してください。

よくある質問

パーキンソン病の治療で、レボドパ+カルビドパまたはレボドパ+ベンセラジドに追加して使う補助薬です。 レボドパの効果が切れやすい(wearing-off がある)場合に、効果が続く時間を延ばすのを助けることを目的としています。

Q.スタレボとの違いは何ですか?

スタレボは、レボドパ+カルビドパ+エンタカポンが1錠にまとまった合剤です。一方、コムトレス(エンタカポン)はエンタカポン単剤で、レボドパ治療に追加して使う補助薬です。1つの成分だけ調整したい場合には、単剤(コムトレス)の方が適しているケースもあります。

Q.尿の色が変わっても大丈夫?

尿の色が茶褐色〜赤褐色に変わることがありますが、これは本剤の代謝によるものであり、多くの場合は心配ありません。ただし、血尿が疑われる場合や、他の症状を伴う場合 は医師へ相談してください。

Q.服用を中止する場合は?

医師の指示なしに突然中止しないでください。急な中断は症状悪化や、まれに重大な副作用(悪性症候群など)につながる可能性があります。 中止する際は、自己判断では行わず、医師の指示に従い段階的に調整します。

【参照文献】

日経メディカル
横幕鍼灸院
KEGG

運動はパーキンソン病患者の機動性、バランス、QOLを向上 2015年1月2日

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