トルペリゾン (ムスカルム ジェネリック)

トルペリゾンは筋肉の弛緩に使用されます。

トルペリゾンは、脳や脊髄の中心に働き、筋肉のこわばりや痙攣を和らげます。

眠気、めまい、口の渇き、疲労、血圧の低下

• トルペリゾンは、他の中枢神経抑制薬（アルコール、バルビツール酸）の効果を高めます。
• 過度の眠気や落ち着きを引き起こす可能性があるため、トルペリゾンを摂取する際にアルコールを摂らないようにしてください。
• 腎臓や肝臓の問題があると診断されたことがある場合は、医師に連絡してください。
• 妊娠中、妊娠を計画している場合、または授乳中である場合は、医師にご相談ください。

Q.トルペリゾンはステロイドですか？
いいえ、トルペリゾンはステロイドではありません。トルペリゾンは筋弛緩薬です。腰痛の治療に使用され、また、脳卒中を起こした患者に発生する痙性を治療するためにも使用されます。

Q.トルセリゾンとパラセタモールを併用できますか？
はい。トルペリゾンはパラセタモールと一緒に服用することができます。トルペリゾンとパラセタモールとの間には既知の相互作用はありません。

Q.エペリゾンとトルペリゾンは同じ薬ですか？
いいえ、トルペリゾンとエペリゾンは同じ薬ではありませんが、同じ種類の薬に由来しています。これらは中枢作用の筋弛緩薬です。
両方とも骨格筋を弛緩させますが、エペリゾンは特に血管平滑筋を弛緩させて血管の拡張をもたらします。

Q.不安感の解消にトルペリゾンを服用できますか？
いいえ、トルペリゾンは不安感を解消するための使用は認められていません。トルペリゾンは、中枢に作用する筋弛緩剤です。

Q.トルペリゾンは血圧を下げる可能性がありますか？
はい。トルペリゾンは、血管に対する作用により血圧が低下する可能性があります。それは低血圧につながる血管を弛緩させます。

Q.重症筋無力症にトルペリゾンを使用できますか？
いいえ。トルペリゾンは、筋肉の疾患で神経終板が筋肉の衰弱に繋がる重症筋無力症の場合には絶対に禁忌です。

本剤の有効成分トルペリゾンには神経を鎮める作用があります。その作用で筋肉を弛緩させ、痛みを緩和します。

痙性麻痺、腰痛、手足のこわばり、重い肩こり、五十肩、緊張型頭痛などに用いられます。

効き目がおだやかで副作用も比較的少ないとされています。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【適応】
トルペリゾン錠は、特に脊髄損傷や骨粗鬆症、関節炎、痙縮による、痛みを伴う筋骨格系疾患の治療に使用されます。
その他、坐骨神経痛やラチリズム、膝関節炎、循環器系疾患更年期の筋肉および血管障害、開口障害、筋原性頭痛、筋緊張亢進に伴うリウマチ性疾患、けいれん、痛み、炎症症状、動作制限、外傷患者の外科手術後の治療にも効果的です。

【用量】
成人：
1日150～450mgを、1日2～3回に分割して服用します。
最大推奨用量は1日450mgです。

生後3か月～6歳の子供：
体重1kgあたり1日1～2mgを、1日3回に分割して服用します。

6～14歳の子供：
体重1kgあたり1日2～4mgを、1日3回に分割して服用します。

下記の場合は使用できません。
○本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に伝えて下さい。
○薬物過敏症の既往歴がある場合
○肝障害がある場合

【併用注意】
メトカルバモール、骨格筋弛緩剤・ダントロレンナトリウム水和物、アミノグリコシド系抗生物質・フラジオマイシン・カナマイシン・ゲンタマイシンなど

高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが大切です。

妊娠中、または妊娠している可能性がある場合は本剤による治療の有益性が危険性を上回ると判断可能な場合に限り使用すること。授乳中の使用は避けることが望ましい。やむを得ず使用する場合には、授乳を避けること。

室温保存、防湿保存