ムコ多糖類ポリ硫酸塩 クリーム

ムコ多糖類ポリ硫酸は、血栓性静脈炎という、静脈への連続注入による一般的な合併症の治療に使用されます。

ムコ多糖類ポリ硫酸は、抗炎症剤および鎮痛剤と呼ばれる医薬品クラスに属します。 それは疼痛および炎症を制御する特定の化学物質（プロスタグランジンおよびロイコトリエン）の産生を阻害し 、それにより症状を緩和します。また、結合組織の再生を促進し、局所血流を増加させます。

アレルギー性皮膚発疹

• 目、口、鼻または粘膜に誤って薬が付いてしまった場合は十分にすすぎ、もし飲み込んでしまった場合は医師の診察を受けて下さい。
• 皮膚の広範囲や負傷した皮膚の部分など、敏感な部分にクリームやジェルを塗布しないでください。
• 重度のアレルギー反応が見られた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
• 妊娠中、妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
• ムコ多糖類ポリ硫酸塩 クリームまたはその成分のいずれかにアレルギーがある場合は使用しないでください。
• 喘息がある場合は使用しないでください。
• 子供や青年には適用されません。

ムコ多糖類ポリ硫酸塩はヘパリン類似物質で抗炎症血行促進・皮膚保湿剤としても使用されます。へパリン類似物質には、血流をよくする働きがあります。その働きのおかげで血行がよくなります。また、非常に高い保湿効果を持っています。角皮症、皮膚のカサつき、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、しもやけなど、さまざまな肌の症状に使われます。副作用はほとんどなく、赤ちゃんの湿疹やアトピーなどにも使われることのおおいお薬です。

ムコ多糖類ポリ硫酸塩（ヒルドイド）クリームの特徴
・高い保湿効果
・保湿効果が持続する
・血行を促進させる
・傷の治りを促進する
・血液凝固を防ぐ
・鬱血の改善

「ヘパリン類似物質について」 本剤の有効成分であるヘパリン類似物質について説明しましょう。ヘパリン類似物質は、「ヘパリンに構造が似ているもの」という意味でこの名称がつけられています。ヘパリンは、ムコ多糖類とよばれる物質のひとつで、人間の体内（肝臓）でも作られている物質です。グルコサミン、コンドロイチン、フコイダン、ヒアルロン酸、コンドロイチンなども実はムコ多糖類です。ヘパリンは分子が大きいため、そのままでは肌に浸透しません。そこで、肌に浸透しやすいヘパリン類似物質が開発されました。

出血性血液疾患（血友病、血小板減少症、紫斑病等）がある場合、また僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される場合においての使用は禁忌です。

出血性の血液の病気のある人は注意が必要です。例）血友病や血小板減少症など

妊娠中の投与に関する安全性は確立されていません。

潰瘍，びらん面への直接塗擦はしない。眼用としては使用できません。

室温保存