レオプロ注射 (アブシキシマブ)

Name: レオプロ 注射 (アブシキシマブ)
Brand: レオプロ 注射 (アブシキシマブ)
SKU: 1238

レオプロ（アブシキシマブ）注射は、不安定狭心症の治療、また、血管内の閉塞の手術を受けている患者においての血管形成術の際に使用されます。

同義語

レオプロ注射, ReoPro Injection

有効成分

アブシキシマブ, Abciximab

その他のブランド名

レオプロ注射, ReoPro Injection

包装

製造元

Eli Lilly (Ranbaxy)

形状

注射

含有量

2mg

製造国

インド

SKU

1238

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　医師へご確認下さい。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　本薬は入院中の患者にのみ投与されますので、運転との関連はありません。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。

【レオプロ注射 (アブシキシマブ)】　肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。

シルデナフィル

アブシキシマブ

使用方法

レオプロ注射 (アブシキシマブ)は、不安定狭心症の治療に使用されます。また、血管内の閉塞を治療する手術を受けている患者においての血管形成術にも使用されています。

効能・効果

レオプロ注射 (アブシキシマブ)は抗血小板薬です。それは有害な血栓の形成を減少させる血小板の癒着を防ぐことにより作用します。

一般的な副作用

出血、血小板の減少

専門家のアドバイス

以前、レオプロ注射 (アブシキシマブ)を服用したことがある場合、腎臓の重篤な問題を抱えている場合、65歳以上の高齢者である場合、妊娠中または授乳中である場合は、レオプロ注射 (アブシキシマブ)を使用せず医師にご相談ください。
レオプロ注射 (アブシキシマブ)を使用すると出血のリスクが高まるため、傷やけがを引き起こす可能性のある活動は避けてください。
レオプロ注射 (アブシキシマブ)での治療法中に完全な血液細胞数や血液凝固検査を含むラボ検査でモニタリングされる可能性があります。
異常な打撲や出血（例えば、出血性歯肉、鼻血、目の出血、尿中の血液、黒色、血便またはタール便、喀血、黒ずんだ血液の吐血、重度または珍しい膣からの出血）、重度の胃の痛み、混乱、重度または持続性の頭痛またはめまいがみられた場合は、直ちに医師の診察を受けて下さい。
レオプロ注射 (アブシキシマブ)はめまいの原因となるため、運転は行わないで下さい。
血小板減少症（血液中の血小板数の減少）を予防するため、レオプロ注射 (アブシキシマブ)による治療の前、最中および後に血小板数をチェックする必要があります。

よくある質問

Q.レオプロ注射 (アブシキシマブ)は血小板GP IIb/IIIa受容体アンタゴニスト？
はい、レオプロ注射 (アブシキシマブ)は血小板GP IIb/IIIa受容体アンタゴニストです。

Q.　レオプロ注射 (アブシキシマブ)はどのように作用しますか？
レオプロ注射 (アブシキシマブ)は、血餅の形成を担う血小板と呼ばれる血球に結合することによって作用します。

Q.レオプロ注射 (アブシキシマブ)はモノクローナル抗体ですか？
はい、レオプロ注射 (アブシキシマブ)はネズミモノクローナル抗体です。

Q. レオプロ注射 (アブシキシマブ)とは何ですか？
レオプロ注射 (アブシキシマブ)は、血管形成術（血管の狭窄した内腔の拡張）中および後に、血栓の形成を防止するために、他の血液希釈剤と組み合わせて使用されます。
また、不安定狭心症（心臓への血液供給が減少するため安静時に発生する胸の痛み）での血管形成術の前に、心臓発作のリスクを低下させるためにも使用されます。

基本情報

レオプロは、経皮的冠動脈インターベンション（PCI・心臓の動脈閉塞を開く手術）を受ける患者さんの心臓発作の発現の可能性を軽減するために用いられます。心臓発作は、心臓の血管が血栓によってブロックされたときに発生しますが、血栓はPCIの間に発生しやすいとされています。レオ·プロは、有害な血栓が凝集血液中の特定のセルをブロックすることを防止します。通常、レオプロはその他の血栓防止薬（アスピリンやヘパリンなど）とともに使用されます。

警告

○本剤の使用によりめまいを起こすことがあります。運転や、危険な機械の操作はしないで下さい。
○アブシキシマブは血液凝固にかかわりの深い血液細胞を減らす作用があります。出血するような事態になることを避けてください。
万一、あざや異常な出血、血便、タール便がみられた場合直ぐに意思に相談して下さい。 ○血球数や血液凝固テストなどを受けて副作用の影響を観察してください。
○アブシキシマブの小児への使用は推奨されません。

禁忌

下記の場合の使用はできません。
○本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合
○過去1ヶ月半以内に、消化管、尿生殖器出血があった場合
○過去２年以内に頭や背骨への外傷があった場合（高血圧、軽い脳卒中などを含む）、低血血小板数、アクティブな内出血があった（血小板減少症）
○過去１ヶ月半以内に大手術や外傷を負った場合
○脳癌及び脳の血管障害・炎症、眼、肝臓・腎臓疾患の既往歴がある場合
○デキストランによる治療を受けている場合、または受ける予定がある場合
○抗凝固剤（例えば、ワルファリンなど）の投与を受けている場合、または過去１週間以内に受けていた場合

慎重投与

ある特定の条件下においては、アブシキシマブの使用を慎重に行う必要があります。場合によっては、使用できない場合もありえます。下記のいずれかに該当がある場合は、事前に医師に伝えて下さい。
○妊娠中である、または妊娠する予定がある
○処方薬、非処方薬（サプリメント、ハーブを含む）を問わず、服用（使用）している薬剤がある
○特定の医薬品、食品、物質などへのアレルギーがある
○胃潰瘍などの胃の疾患がある
○血栓などの血液疾患がある

相互作用

デキストラン、血液凝固剤