バレニスマート（バレニクリン）

バレニスマート（バレニクリン）は禁煙治療に使用されます。

バレニスマート（バレニクリン）は、タバコの煙に含まれるニコチンが脳の受容体に結合するのを防ぐことによって作用し、渇望と撤退の症状を軽減するのに役立ちます。

吐き気、頭痛、不眠症（睡眠困難）、悪夢、鼻咽頭炎

• 禁煙の開始を予定している日の1-2週間前からバレニスマート（バレニクリン）での治療を開始して下さい。
• 興奮、うつ気分、行動や思考の変化、自殺念慮または自殺行動を起こした場合は、バレニスマート（バレニクリン）の服用を止めてください。
• 心臓発作（心筋梗塞）、脳卒中、アレルギー反応の兆候や症状がみられた場合は、バレニスマート（バレニクリン）の使用を中止し、すぐに医師に相談してください。
• バレニスマート（バレニクリン）は、てんかん発作または精神障害を有する患者には注意して使用すべきです。
• 治療終了時に、バレニスマート（バレニクリン）を止めると、過敏性の増加、喫煙の衝動、うつ病、および、または睡眠不能（不眠症）のような症状が見られることがあります。
• バレニスマート（バレニクリン）はめまいや眠気の原因となり、集中力や判断力に影響します。車を運転したり機械を操作したりしないでください。
• 妊娠中、または、妊娠を計画中か授乳中である場合は、医師にご相談下さい。

Q.バレニスマート（バレニクリン）は安全ですか？
バレニスマート（バレニクリン）は、医師の指示に従って処方された用量と期間で使用した場合、安全です。

Q.バレニスマート（バレニクリン）は抗うつ薬ですか？
バレニスマート（バレニクリン）は抗うつ薬ではありません。ニコチン依存症で使用される神経系薬物と呼ばれる一群の薬物に属しています。

Q.バレニスマート（バレニクリン）には中毒性はありますか？
医師からアドバイスされた処方用量および期間で使用された場合、バレニスマート（バレニクリン）に中毒性はありません。

Q.バレニスマート（バレニクリン）はブプロピオンよりも効果的ですか？
バレニスマート（バレニクリン）はブプロピオンより効果的である可能性があります。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

Q.チャンピックスはどのくらいの期間、利用できますか？
医師の指示に従い、所定の期間のみ使用してください。

Q.抗うつ薬、セルトラリン、アンフェタミン、エスシタロプラム、フルオキセチン、シタロプラム、アルプラゾラムと一緒にバレニスマート（バレニクリン）を使用することはできますか？
バレニスマート（バレニクリン）と抗うつ薬やゾロフト（セルトラリン）、アデラル（アンフェタミンとデキストロアンフェタミンの併用薬）レクサプロ（エスシタロプラム）、プロザック（フルオキセチン）、セクレラ（シタロプラム）、ザナックス（アルプラゾラム）と併用することで有害な相互作用は起こりません。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

Q.スターターパックなしでチャンピックスを使用できますか？
スターターパックなしでチャンピックス（バレニスマート（バレニクリン））を服用すべきではありません。投薬量および期間については医師の指示に従うべきです。

Q.高血圧症ですが、チャンピックスを服用できますか？
はい、高血圧の患者でもチャンピックス（バレニスマート（バレニクリン））を服用することができます。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。
しかし、心臓発作や脳卒中の症状が現れた場合は、医師に連絡し、すぐにバレニスマート（バレニクリン）の治療を中止してください。